バイオメカニズム26
動きの巧みさの解析と身体機能の評価
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スポーツ科学、リハビリテーション医学、ロボット工学における優れた論考を収録。
生物の形態・運動・機能について、総合的な分析とその工学的応用を目指す学問領域『バイオメカニズム』。 本巻では、霊長類の歩行、幼児の能力、装具シューズの開発、障害者コミュニケーションエイド、車椅子競技者の漕ぎ計測システム、スポーツ動作の妙技、歩容の審美、視覚・錯覚を利用したリハ医療といったテーマを扱う18題の論文を収録。
序
(0)骨格筋の分泌と再生機能に関するナイト・サイエンス
1部 運動制御 (1)霊長類における二足歩行時の体幹運動――ヒト、テナガザル、ニホンザルの比較 (2)慢性足関節不安定症者とcoperにおける歩行中の前・中・後足部間の協調性パターン (3)幼児のサッカー遊びにおけるボール捕捉能力 (4)筋長―張力関係の下行脚における静的位置制御機構の実験的・理論的構築――力・位置制御における運動単位活動の計測と筋モデルを用いた解析
2部 装具・デバイス (5)脳卒中片麻痺者 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
バイオメカニズム学会 1966年「人工の手研究会」として発足。1973年に「バイオメカニズム学会」と改称。 ロボット工学・整形外科学・リハビリテーション医学・福祉工学・体育学・人類学・解剖学などの指導的研究者で構成される。会員数は500人弱。
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