▼インテリジェンスに理論はあるのか? 実態はどうなっているのか? ▼なぜ我々はインテリジェンスを知る必要があるのか? ▼外交、安全保障等の問題を的確に把握するためのリテラシーを身につけ、 「インテリジェンス」の理論と実践的な問題のすべてを解き明かす。
安全保障政策を判断するうえでは、我々にも必須となる「インテリジェンス」。 インテリジェンスとはそもそも何なのか? 多くの方々に向けて、国家のインテリジェンス機能に関する理解を少しでも深めてもらうことを目的として執筆された教養書!
『週刊新潮』 2021年6月3日号(p.88〜p.92)「佐藤優の頂上対決 我々はどう生き残るか・インテリジェンスと権利自由を両立させる」で、 著者と佐藤優氏との対談が掲載されました。
『図書新聞』 2021年10月23日(第3516号)(5面)に書評が掲載されました。評者は和田大樹氏(清和大学法学部講師)です。
『The Asahi Shimbun Globe+』 2021年10月13日「「日本のインテリジェンスは弱い」は克服できるのか 情報のプロの本を読んで考えた」で、本書が紹介されました。紹介者は牧野愛博氏(朝日新聞記者)です。 本文はこちら
『日本経済新聞』 2021年9月11日(29面)「読書面」に、短評が掲載されました。 本文はこちら(※有料会員限定記事です)
はしがき/凡 例
第1章 なぜインテリジェンスを知る必要があるのか 1 そもそも「インテリジェンス理論」とは何か 2 外交、安全保障等の実務家にとっての意義 3 実務家以外の人々にとっての意義 Column 米国の大学等におけるインテリジェンス研究、教育
第2章 インテリジェンスとは何か――定義はない!? 1 本書におけるインテリジェンスの定義 2 インテリジェンスの機能 3 インテリジェンス部門と政策判断者はどのような責任を負 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
小林 良樹(こばやし よしき) 明治大学公共政策大学院(専門職大学院)ガバナンス研究科 特任教授。 早稲田大学博士(学術)、ジョージワシントン大学修士(MIPP)。香港大学修士(MIPA)。トロント大学修士(MBA)。 1964年東京都生まれ。1987年、東京大学法学部卒業後に警察庁入庁。警察庁警備局外事第一課課長補佐、在香港日本国総領事館領事、在米国日本国大使館参事官、警察庁国際組織犯罪対策官、慶應義塾大学総合政策学部教授、高知県警本部長等を歴任。2016年3月からは内閣情報調査室の内閣情報分析官(国際テロ担当)として、テロ情勢分析に従事。2019年3月、内閣官房審議官(内閣情報調査室・内閣情報分析官)を最後に退官。同年4月より現職。 専門はインテリジェンス、テロリズム、社会安全政策等。 主要著書に『テロリズムとは何か―〈恐怖〉を読み解くリテラシー』(慶應義塾大学出版会、2020)、『犯罪学入門―ガバナンス・社会安全政策のアプローチ』(慶應義塾大学出版会、2019)、“Assessing Reform of the Japanese Intelligence Community,” International Journal of Intelligence and Counterintelligence, 28(4), August 2015, pp. 717-733、『インテリジェンスの基礎理論(第2版)』(立花書房、2014)等多数。
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