▼これからの安全保障を考えるために―― ▼欧米の政治思想や国際政治理論をベースに、国際環境や日米の国家戦略、 さらには海洋・宇宙・サイバー空間をめぐる課題までを一望する入門書。
『戦略研究』 28号(p.121〜p.136)に書評論文が掲載されました。
序章 安全保障とは何か
第1部 リアリズムから見た安全保障環境 第1章 無政府状態と国家存立 第2章 勢力均衡 第3章 覇権の盛衰
第2部 リベラリズムから見た安全保障環境 第4章 価値と民主的平和 第5章 秩序と制度的平和 第6章 繁栄と商業的平和
第3部 戦略的アプローチ 第7章 自国の防衛体制 第8章 同盟の形成と管理 第9章 安全保障協力
第4部 現代の安全保障課題 第10章 核兵器の戦略と管理 第11章 グローバ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
宮岡 勲(みやおか いさお) 慶應義塾大学法学部教授。1965年生まれ。 オックスフォード大学大学院社会科学研究科博士課程政治学専攻修了、D.Phil. 取得。 専門領域:国際政治理論、安全保障研究。 主要業績:Legitimacy in International Society: Japan’s Reaction to Global Wildlife Preservation (Palgrave Macmillan、2004)、『日米同盟論――歴史・機能・周辺諸国の視点』(共著、ミネルヴァ書房、2011年)、Security, Strategy and Military Change in the 21st Century: Cross-Regional Perspectives (共著、Routledge、2015)、 『安全保障政策と戦後日本1972〜1994――記憶と記録の中の日米安保』 (共著、千倉書房、2016年)、ほか。
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