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自然を前にした人間の哲学

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A5判/上製/312頁
初版年月日:2020/02/28
ISBN:978-4-7664-2670-0
(4-7664-2670-3)
Cコード:C3010
定価 3,850円(本体 3,500円)

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自然を前にした人間の哲学
古代から近代にかけての12の問いかけ
目次 著者略歴

私たち人間は「自然」を前にしたとき、どのような思想的営為を展開してきたのか。
古代から近代にいたるまで、その意義を検討する。
ギリシャ・ローマとイスラーム世界を中心に、文明の根幹にある自然観の多様な現れ方を再検討する、慶應義塾大学言語文化研究所、最新の研究成果。

目次

 はじめに   神崎忠昭

I  自然/本質の追究
 タレス、あるいは自然哲学の誕生   納富信留

 トマス・アクィナスにおける「自然」の理解
 ――キリスト両性論を手がかりにして   上枝美典

 西洋中世の存在論における「自然」概念の位置づけについて   山内志朗

II  存在の連環のなかで
 プロティノスにおける自然美   樋笠勝士

 宇宙創造の再現としての神働術
 ――新プラトン主義的自然神学の哲学的背景   土橋茂樹

……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

【編者】
神崎忠昭(かんざき ただあき)
慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。専門はヨーロッパ中世史。
主要業績:『ヨーロッパの中世』(慶應義塾大学出版会、2015年)、『断絶と新生――中近世ヨーロッパとイスラームの信仰・思想・統治』(編著、慶應義塾大学出版会、2016年)。

野元 晋(のもと しん)
慶應義塾大学言語文化研究所教授。マッギル大学大学院博士課程修了。Ph.D.専門はイスラーム思想史(ことにシーア派諸派の思想)。
主要業績:ジョナサン・バーキー『イスラームの形成――宗教的アイデンティティーと権威の変遷』(共訳、慶應義塾大学出版会、2013年)、論文「イスラーム――死と復活の思想」(吉原浩人編『東洋における死の思想』春秋社、2006年)。

【執筆者】(掲載順)
納富信留(のうとみ のぶる)
東京大学大学院人文社会系研究科教授。ケンブリッジ大学大学院博士課程。専門は哲学・西洋古典学。
主要業績:『プラトンとの哲学――対話篇をよむ』(岩波新書、2015年)、『ソフィストとは誰か?』(ちくま学芸文庫、2015年)。

上枝美典(うええだ よしのり)
慶應義塾大学文学部教授。京都大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学。専門は哲学。
主要業績:『「神」という謎[第二版]――宗教哲学入門』(世界思想社、2007年)、「トマスにおける神の知の不変性と時間の認識」(『中世思想研究』58号、2016年)。

山内志朗(やまうち しろう)
慶應義塾大学文学部教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は中世哲学。
主要業績:『普遍論争――近代の源流としての』(平凡社ライブラリー、2008年)、『湯殿山の哲学――修験と花と存在と』(ぷねうま舎、2017年)。

樋笠勝士(ひかさ かつし)
岡山県立大学デザイン学部教授。東京大学大学院人文社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は古代中世哲学、美学、九鬼哲学。
主要業績:『光の形而上学――知ることの根源を辿って』(共著、慶應義塾大学出版会、2018年、『愛と相生――エロース・アガぺー・アモル』(共著、教友社、2018年)。

土橋茂樹(つちはし しげき)
中央大学文学部教授。上智大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。専門は古代・中世哲学、教父学。
主要業績:『善く生きることの地平――プラトン・アリストテレス哲学論集』(知泉書館、2016年)、『教父と哲学――ギリシア教父哲学論集』(知泉書館、2019年)。

鎌田 繁(かまだ しげる)
東京大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専門はイスラーム思想。
主要業績:『イスラームの深層――「遍在する神」とは何か』(NHKブックス、2015年)、『井筒俊彦の東洋哲学』(共編著、慶應義塾大学出版会、2018年)。

岩波敦子(いわなみ あつこ)
慶應義塾大学理工学部教授。ベルリン自由大学Dr. Phil. 博士号取得。専門はヨーロッパ中世史。
主要業績:Memoria et oblivio. Die Entwicklung des Begriffs memoria in Bischofs-und Herrscherurkunden des Hochmittelalters, Berlin : Duncker & Humblot 2004, 『誓いの精神史――中世ヨーロッパのことばとこころ』(講談社選書メチエ、2007年)。

粂川麻里生(くめかわ まりお)
慶應義塾大学文学部教授。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程退学。専門は独文学。
主要業績:『ゲーテ』(共著、集英社文庫)2016年、『西洋教育思想史』(共著、慶應義塾大学出版会、2017年)。

鎌田由美子(かまだ ゆみこ)
慶應義塾大学経済学部准教授。ニューヨーク大学美術研究所にて博士号取得。専門はイスラーム美術史。
主要業績:『絨毯が結ぶ世界――京都祇園祭インド絨毯への道』(名古屋大学出版会、2016年)、“The Attribution and Circulation of Flowering Tree and Medallion Design Deccani Embroideries” in Sultans of the South: Arts of India’s Deccan Courts, 1323-1687, The Metropolitan Museum of Art, New York, 2011.

谷 寿美(たに すみ)
慶應義塾大学名誉教授。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専門は宗教哲学、ロシア思想。
主要業績:『ソロヴィヨフの哲学――ロシアの精神風土をめぐって』(理想社、1990年)、『ソロヴィヨフ 生の変容を求めて』(慶應義塾大学出版会、2015年)。

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