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西洋教育思想史 第2版

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A5判/並製/688頁
初版年月日:2020/03/30
ISBN:978-4-7664-2658-8
(4-7664-2658-4)
Cコード:C3037
定価 4,180円(本体 3,800円)

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西洋教育思想史 第2版
目次 著者略歴

▼「星座」作成としての教育思想史

教育の営みは航海にも似ている。
いにしえより進むべき海路を示してきた星座。
「星座」作成こそ教育思想史の使命なのである。
思想家の言説ばかりではなく、その周縁をも丁寧に考慮していくことにより、西洋教育思想の深淵にせまる。教育思想史テキストの決定版。

※第2版ではモンテーニュの教育観、ユダヤの教育思想史、保守派の教育論が加筆された。

目次

はじめに 西洋教育思想史は何のために学ぶのか
  「教育学」「教育思想史」の終焉?
  教育思想史をどう考えるか
  教育思想史をどう記述するか
  「星座」作成としての教育思想史
  『教育思想史』の学び方

第T部 西洋教育思想の伝統
 概観

第1章 古典古代の教育思想
 第1節 古代ギリシアの教育思想
  1 前5世紀のアテナイ
  2 言葉による教育
  3 人間教育としてのパイデイア
 第2節 ヘレニズム・ローマの教育思想
  1 ギリシ ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

(※〔 〕内は、担当章。)
【編者】
眞壁 宏幹(まかべ ひろもと)〔はじめに、概観(第1部〜第3部)、第3章(第2節4を除く)、第4章、第5章第4節、第6章第2・4節、第7章第1・4節、補論2−3、第11章(第7節は1のみ)、補論5、第12章第1節(4を除く)、おわりに〕
慶應義塾大学文学部教授
専門分野:ドイツ教育思想史、人間形成論(陶冶理論)
略  歴:1989年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:田中克佳編『「教育」を問う教育学』(分担執筆)慶應義塾大学出版会、2006年。Über das Interesse Paul Klees an Kincherzeichungen und Kindersprache, in: Hans- Rüdiger Müller (Hrsg.), Die Aufgabe der Erinnerung in der Pädagogik (分担執筆), Bad Heilbrunn: Julius Klinkhardt, 2010. 『ヴァイマル文化の芸術と教育 バウハウス・シンボル生成・陶冶』慶應義塾大学出版会、2020年。

【執筆者】(50音順)
綾井 桜子(あやい さくらこ)〔第5章第3節、補論2−2、補論3−2、第9章〕
十文字学園女子大学教育人文学部准教授
専門分野:教育思想史、教育哲学
略  歴:2000年日本女子大学大学院人間社会研究科教育学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)
主要業績:『教育の揺らぎとフランス近代 知の教育をめぐる思想』勁草書房、2017年。『教育思想史で読む現代教育』(分担執筆)勁草書房、2013年。『言語と教育をめぐる思想史』(分担執筆)勁草書房、2013年。

伊藤 敦広(いとう あつひろ)〔第6章第3節、補論3−3〕
作新学院大学女子短期大学部准教授
専門分野:人間形成論、教育思想史
略  歴:2016年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:「「他なるもの」の理想化としての陶冶――フンボルト陶冶論における古代ギリシャの意義」『教育哲学研究』111号、2015年。「フンボルト陶冶論における自然哲学的前提」『慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要』77号、2014年。ハンス=リューディガー・ミュラー「教育的タクトの理論のために」(共訳)『慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要』80号、2015年。

岩下 誠(いわした あきら)〔第5章第1節、補論2−1、補論3−1、第8章〕
青山学院大学教育人間科学部准教授
専門分野:イギリス教育史、アイルランド教育史
略  歴;2007年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)。
主要業績:『教育支援と排除の比較社会史―「生存」をめぐる家族・労働・福祉』(共編著)昭和堂、2016年。「19世紀前半アイルランドにおける教育改革と国民統合――国民学校制度の成立 1821年-1831年」『西洋史学』264号、2017年。Politics, State and Church: Forming the National Society, 1805-c.1818, History of Education 47 (1) 2018.

上野 正道(うえの まさみち)〔第10章第2節〕
上智大学総合人間科学部教授、山東師範大学、西北大学客員教授
専門分野:学校教育学、教育哲学
略  歴:2005年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)
主要業績:Democratic Education and the Public Sphere: Towards John Dewey’s Theory of Aesthetic Experience, Routledge, 2015. 『民主主義への教育――学びのシニシズムを超えて』東京大学出版会、2013年。『学校の公共性と民主主義――デューイの美的経験論へ』東京大学出版会、2010年。

小野 文生(おの ふみお)〔補論7〕
同志社大学グローバル地域文化学部准教授
専門分野:教育思想史・哲学・ユダヤ思想
最終学歴:京都大学大学院人間・環境学研究科共生人間学専攻博士後期課程研究指導認定退学
主要業績:The Tragedy of the Messianic Dialectic: Buber’s Novel Gog and Magog, in: Sam Berrin Shonkoff(ed.) Martin Buber. His Intellectual and Scholarly Legacy, Leiden/Boston: Brill Academic Publishers, 2018. In der eigenen Sprache Stottern. Über das Philosophieren auf Japanisch und die Erfahrung des Fremden, in: Ruprecht Matting, Miriam Mathias, Klaus Zehbe(hrsg.), Bildung in fremden Sprachen? Padägogische Perspektiven auf globalisierte Mehrsprachigkeit, Bielefeld: transkript Verlag, 2018. Morphology of the Voice in the Hermeneutics of Martin Buber. An Inquiry into the Form of the Unformed, in: Daniel Krochmalnik & Hans Joachim-Werner (Hrsg.), 50 Jahre Martin Buber Bible: Beiträge des Internationalen Symposiums der Hochschule für jüdische Studien Heidelberg und der Martin Buber-Gesellschaft Heidelberg 2012, Berlin/Münster/Wien/Zürich/London: LIT-Verlag, 2014.

小山 裕樹(おやま ゆうき)〔第7章第2節〕
聖心女子大学現代教養学部専任講師
専門分野:教育哲学、教育思想史
略  歴:2015年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)
主要業績:『哲学の変換と知の越境――伝統的思考法を問い直すための手引き』(分担執筆)法政大学出版局、2019年。『教員養成を問いなおす――制度・実践・思想』(分担執筆)東洋館出版社、2016年。『「甘え」と「自律」の教育学――ケア・道徳・関係性』(分担執筆)世織書房、2015年。

岸本 智典(きしもと とものり)〔補論4〕
昭和音楽大学音楽学部専任講師
専門分野:アメリカ教育思想史
略  歴:2015年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:『ウイリアム・ジェイムズのことば』(編著)教育評論社、2018年。ククリック『アメリカ哲学史 一七二〇年から二〇〇〇年まで』(共訳)勁草書房、2020年。「W. ジェイムズ教育論における「注意の持続」の意味」『日本デューイ学会紀要』58号、2017年。

粂川 麻里生(くめかわ まりお)〔第6章第1節〕
慶應義塾大学文学部教授
専門分野:独文学
略  歴:1995年慶應義塾大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:『ゲーテ』(ポケットマスターピース02)集英社、2015年。「モナドロジーの生命論的展開」『モルフォロギア』37号、2015年。「ファウストとしてのウィトゲンシュタイン」『モルフォロギア』23号、2001年。

佐藤 真基子(さとう まきこ)〔第1章、第2章〕
富山大学教養教育院教授
専門分野:西洋思想
略  歴:2006年慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:「希望の存在論――悪の深淵から希望へ」宮本久雄・武田なほみ編著『希望に照らされて――深き淵より』(2014年上智大学神学部夏期神学講習会講演集)日本キリスト教団出版局、2015年。The Prohibition of Suicide for Affirmation of Human Beings by Augustine, Scrinium: Journal of Patrology and Critical Hagiography 11, Leiden; Boston: Brill, 2015.「アウグスティヌス『告白』第10巻における自己欺瞞の理解」『中世思想研究』53号、2011年。

高柳 充利(たかやなぎ みつとし)〔第5章第2節8〕
信州大学学術研究院教育学系准教授
専門分野:教育哲学、教師教育
略  歴:2010年京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻博士後期課程研究指導認定退学
主要業績:Reconsidering an Economy of Teacher Education, Journal of Philosophy of Education, 48. 1, 2014. The Perfection of the Teacher Through the Pursuit of Happiness: Cavell’s Reading of J. S. Mill, Studies of Philosophy and Education, 35. 1, 2016. Transforming the Profession of Teaching in a Changing Society: Teaching as Philosophical Inquiry and Stanley Cavell’s The Senses of Walden, Educational Studies in Japan: International Yearbook, 2, 2007.

舟山 俊明(ふなやま としあき)〔第6章第5節、第7章第3節、第11章第7節(1を除く)、補論6〕
慶應義塾大学名誉教授
専門分野:哲学・教育学
略  歴:1977年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:『ディルタイ全集』(全12巻)(編集・翻訳)法政大学出版局、2003年−(以下、続巻)。シュネーデルバッハ『ドイツ哲学史 1839−1933』(共訳)法政大学出版局、2009年。『ディルタイと現代』(編著)法政大学出版局、2001年。

古屋 恵太(ふるや けいた)〔第10章第1節〕
東京学芸大学教育学部准教授
専門分野:教育哲学、教育思想史
略  歴:2002年東京都立大学大学院人文科学研究科教育学専攻博士課程単位取得退学
主要業績:「大恐慌期におけるジョン・デューイの「集合的」(collective)なものに関する考察」『教育学研究』80巻1号、2013年。『教員養成を哲学する――教育哲学に何ができるか』(共編著)東信堂、2014年。『教育の哲学・歴史――教師のための教育学シリーズ 2』(編著)学文社、2017年。

松浦 良充(まつうら よしみつ)〔補論1、第5章第2節(8を除く)、第10章第3節〕
慶應義塾大学文学部教授、文学部長
専門分野:比較大学史・大学論、高等教育思想史
略  歴:1987年国際基督教大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得退学
主要業績:『対話の向こうの大学像』(シリーズ大学 第7巻)(共著)岩波書店、2014年。『現代教育の争点・論点』(編著)一藝社、2015年。『教育思想史で読む現代教育』(共著)勁草書房、2013年。

室井 麗子(むろい れいこ)〔第3章第2節〕
岩手大学教育学部准教授
専門分野:教育哲学、教育思想史
略  歴:2005年東北大学大学院教育学研究科後期博士課程単位取得退学
主要業績:Crossing Philosophical Boundaries: Translation as Heterolingual Address, Boundary-Probing, and Mutual Renewing, Knowledge Cultures, 2(1), 2014. 「戦後教育学における「国民の教育権論」とルソーの教育思想――教育学と法学・政治学とのあいだで――」『近代教育フォーラム』第25号、2016年。木村元・汐見稔幸編著『教育原理』(分担執筆)、ミネルヴァ書房、2020年。

森 祐亮(もり ゆうすけ)〔第12章第1節4〕
慶應義塾大学文学部非常勤講師
専門分野:ドイツ教育思想
略  歴:2019年慶應義塾大学大学院社会学研究科教育学専攻後期博士課程単位取得退学
主要業績:「「ガダマー/ハーバーマス論争」の教育学的検討――G. ブックの人間形成論を媒介として――」『哲学』145号、2020年(3月刊行予定)。「人間形成における「媒介」としての範例――G. ブックのカント解釈――」『教育哲学研究』118号、2018年。フリードリヒ・パウルゼン「教養・陶冶(ビルドゥング)」(共訳)『慶應義塾大学大学院社会学研究科紀要』82号、2016年。

渡邊 福太郎(わたなべ ふくたろう)〔第12章第2節〕
慶應義塾大学文学部助教
専門分野:教育哲学・思想
略  歴:2012年東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)
主要業績:『ウィトゲンシュタインの教育学――後期哲学と「言語の限界」』慶應義塾大学出版会、2017年。ヴィンセント『マス・リテラシーの時代――近代ヨーロッパにおける読み書きの普及と教育』(共訳)新曜社、2011年。シュネーデルバッハ『ドイツ哲学史――1831-1933』(共著)法政大学出版局、2009年。

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