クリティカル・リーディング入門
人文系のための読書レッスン
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▼どうやって読んだらいいのか!? レポート、論文、そして試験の答案を作成するために、まず必要となる「テキストを読む力」を身につける!
この本は、2012年に出版された『アカデミック・スキルズ ―― 大学生のための知的技法入門 第2版』のシリーズの姉妹編です。 大学生が直面する「レポート」や「論文」の執筆では、高校生までとは異なる「テキストを読む」レベルが求められています。そのときに「どうやって読んだらいいのか」、「感想文ではなぜ駄目なのか」、「何を論じたらいいのか分からない」という大学生がぶつかる悩みに、人文系の例題を使って答える一冊です。
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はじめに
第1章 どうやって本を読む!? あるいはどうやったら本を読める!? 1. 「どうやって本を読む?」 2. 感想文では駄目なのか 3. 小論文に欠けているもの
第2章 疑ってみよう、問いを立ててみよう 1. 大岡昇平と「堺事件」 2. 大岡昇平が「あれっ?」と思ったこと 3. 「堺事件」の「切盛」と「捏造」 4. 「堺事件」から学ぶべき ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【監修者】 慶應義塾大学教養研究センター
【著者】 大出 敦(おおで・あつし) 1967年栃木県小山市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業、筑波大学大学院後期博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部教授。同大学教養研究センター副所長。専門はマラルメ、クローデル。主な著書に『マラルメの現在』(編著、水声社)、『日本におけるポール・クローデル ―― クローデルの滞日年譜』(共著、クレス出版)、訳書にアレクシス・フィロネンコ『ヨーロッパ意識群島』(共訳、法政大学出版局)などがある。
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