地域包括ケアシステム
―「住み慣れた地域で老いる」社会をめざして
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「医療・介護・福祉」一体型の地域づくりへ
▼人々が住み慣れた地域で、親しい人々に囲まれながら、充実した医療・ケアを享受できる社会、それが本書の提案する「地域包括ケアシステム」である。 ▼本書は、社会保障・税一体改革、多職種協働体制の確立と人材育成、中央地方・官民の連携のあり方など重要課題を考察し、高齢社会・日本の新たな姿を描く。
▼医療・介護・福祉従事者はもちろん、政府・地方自治体担当者にも必読の書。
はしがき
序章 地域包括ケア――国際的視角から 西村 周三 1 地域包括ケアとAgeing in Place 2 Ageing in Place研究の動向
第1部 日本の人口動態と社会保障への影響
第1章 人口構造と世帯構成の変化 鈴木 透 1 はじめに 2 人口高齢化とその都道府県格差 3 市区町村別将来人口推計からみた高齢化 4 高齢者の居住状態の地域構造
第2章 医療・介護サービスへの影響 西村 周三 ……
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【監修者】 西村 周三(にしむら しゅうぞう) 国立社会保障・人口問題研究所所長
【編者】 国立社会保障・人口問題研究所
【執筆者】 鈴木 透 国立社会保障・人口問題研究所人口構造研究部長 金子 能宏 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部長 岩渕 豊 社会保険診療報酬支払基金審議役 京都大学客員教授 高橋 紘士 国際医療福祉大学医療福祉学部教授 財団法人高齢者住宅財団理事長 白川 泰之 新潟大学法学部准教授 島崎 謙治 政策研究大学院大学教授 備酒 伸彦 神戸学院大学総合リハビリテーション学部教授 三浦 研 大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授 落合 明美 財団法人高齢者住宅財団調査研究部次長 川越 雅弘 国立社会保障・人口問題研究所企画部室長 山本 克也 国立社会保障・人口問題研究所社会保障基礎理論研究部室長 小山 剛 社会福祉法人長岡福祉協会理事 松本 直樹 柏市保健福祉部福祉政策室長 西岡 隆 厚生労働省年金局数理課課長補佐
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