ケースで学ぶ 地域活性化! ケースで育てる まちの担い手! ▼ケース・メソッドを活用して地域の起業家を育成する佐賀・鳳雛塾、誰でも講師になれ自由に学べる富山・インターネット市民塾、砂浜にTシャツを並べて日本中から観光客を集める高知・砂浜美術館など、卓抜したアイデアと行動力ある人々によって、「まち」の未来を力強く切り開いている事例6編を収録。 ▼日本初の本格的「まちづくり」ケース教材集!
▼教育・研修担当者向けに、当Web Siteから「ティーチング・ノート」を販売しています。 詳細はこちらから
▼社会イノベータ(social innovator)とは「事業センスと公益センスを兼ね備え、持続性のある、かつ、生産性の高い社会を実現する人」である。 ▼2009年4月、慶應義塾大学SFC大学院政策・メディア研究科にて「社会イノベータコース」が開講。学部卒業生のみならず、NPO法人、任意団体、企業、自治体など多様なバックグラウンドを持つ人々が集い、議論し、そして実践しながら切磋琢磨している。 ▼今日のように、地域の伝統的な社会システムが失われつつあり、市場のメカニズムだけでも、政府・自治体の政策だけでも対処が困難な地域問題が山積する時代、社会イノベータが「まちの担い手」として期待を集めている。
はじめに
第1章 社会イノベータをいかに育むか ESSAY 1 社会イノベータとは何か? ESSAY 2 社会イノベータ育成の方策
第2章 社会イノベータ ケース集 CASE 1 特定非営利活動法人 鳳雛塾 ――地域にふさわしいアントルプレナー育成モデルを目指して CASE 2 インターネット市民塾――現代の寺子屋を目指して CASE 3 特定非営利活動法人 桐生地域情報ネットワーク――社会性と事業性の両立 CASE 4 特定非営利活動法人 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
飯盛 義徳(いさがい よしのり) 慶應義塾大学総合政策学部准教授、博士(経営学) 佐賀県生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了。博士(経営学)。 1987年、松下電器産業株式会社入社。富士通株式会社出向などを経て、1992年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程入学。1994年、同校修了後、飯盛教材株式会社入社。1997年、常務取締役。1999年、アントルプレナー育成スクールNPO法人鳳雛塾を設立。2001年、有限会社EtherGuy設立、代表取締役。2002年、慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程入学。2005年、慶應義塾大学環境情報学部専任講師就任。2008年から現職。 専門は、経営情報システム、地域情報化、まちづくりなど。 総務省・過疎問題懇談会委員、総務省・地域情報化アドバイザー、総務省・地域力創造有識者会議委員などを務める。 主要業績に、『「元気村」はこう創る−実践・地域情報化戦略』(共編著、日本経済新聞出版社、2007年)、『地域情報化 認識と設計』(分担執筆、NTT出版、2006年)、『ケース・ブックT ケース・メソッド入門』(分担執筆、慶應義塾大学出版会、2006年)、『ケース・ブックU 挑戦する企業』(分担執筆、慶應義塾大学出版会、2006年)、「地域にふさわしいアントルプレナー育成モデルを目指して」(日本ベンチャー学会『Ventures Review』No.6、2005年9月)、「地域情報化プロジェクトにおける事業創造のマネジメント」(情報社会学会『情報社会学会誌』Vol.2、No.2、2007年6月)、「地域再生とひとづくり」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング『季刊 政策・経営研究』2009 Vol2、2009年5月)、など。
|