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ドバイのまちづくり

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四六判/並製/288頁
初版年月日:2009/10/25
ISBN:978-4-7664-1689-3
(4-7664-1689-9)
Cコード:C0033
定価 2,860円(本体 2,600円)

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ドバイのまちづくり
地域開発の知恵と発想
書評 目次 著者略歴

地方の時代の成長戦略を描く!
▼青い空、白い砂浜、豪華なホテルなど、超高級リゾート地として注目されるドバイ。
しかし、その歩みは「カネなし、ヒトなし、資源なし」の砂漠に囲まれた小さな港町から始まる・・・。
3代にわたる賢人リーダーの足跡をたどりながら、産業インフラの整備、
地球上のヒトとモノを集めるハブ戦略、外国人雇用政策など、ドバイの成長要因を解き明かす。
まちおこしの発想を転換させ「地域開発読本」。
▼世界的金融危機の影響を受け、一時はバブル崩壊の象徴と揶揄されたドバイだが、2009年4月には金融危機終結を宣言した。そして、外国人労働者の再流入、空港・港湾での取扱量の増加、GDPの成長など、実体経済は引き続き順調。
なぜドバイはいち早く危機を脱したのか? その要因を知りたければ、ドバイ50年の歩みから、彼らの「心」を探り「知恵」と「行動力」を学ばねばならない。
「地域主導の成長戦略」をめざす自治体、商工会関係者必読の1冊。

書評

Slow town 2010年1月号「Slow Time」欄(25頁)で紹介されました。

目次

はじめに
 なぜドバイなのか?
 地域研究の必要を痛感して
 本書の構成

第1章 ドバイの成り立ち
 ドバイはどこ?
 アラブ首長国連邦以前のオスマン帝国
 ドバイ首長国のルーツ
 イランとの深い関係
 イスラエルの建国と中東におけるアメリカ
 中東の石油と地政学的緊張
 アラブの大国・サウジアラビア王国
 湾岸アラブ国家共同会議(GCC)の誕生
 アラブ首長国(UAE)におけるドバイの地位
 ドバイ政府と政府企業の構図
  ドバイ政府組織
   ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

佐野陽子(さの ようこ)
嘉悦大学名誉学長・理事、慶應義塾大学名誉教授。
1954年慶應義塾大学経済学部卒業、57年同大学院経済学研究科修士課程修了、59年同経済学研究科博士課程修了、70年博士号取得(経済学、慶應義塾大学)。1960年慶應義塾大学産業研究所助手、72年慶應義塾大学商学部教授、96年東京国際大学商学部教授、2001年嘉悦大学学長・経営経済学部教授、2005年より嘉悦大学名誉学長。
この間、64年イリノイ大学労使関係研究所所員、83年グラスゴー大学政治経済学部客員研究、92年エセックス経済商科大学院訪問教授、93年フィリピン国立大学労働産業関係大学院訪問教授、96年クランフィールド経営大学院訪問教授。また、87-88年日本労務学会代表理事、89-90年慶應義塾大学商学部長・大学院商学科研究科委員長、94年より慶應義塾評議員。
専門は人的資源管理論、労働経済学。
主要業績に、『賃金決定の計量分析』(東洋経済新報社、1970年。日経・経済図書文化賞受賞)、『労働市場と情報』(共著、慶應通信、1982年)、
Human Resource Management in Japan (Keio University Press, 1995)、『研究開発人材のマネジメント』(共同執筆、慶應義塾大学出版会、2002年)、『働く助成の履歴書――無名のウーマンパワー』(共著、朝陽会、2005年)、『はじめての人的資源マネジメント』(有斐閣、2007年)、『慶應義塾で学んだ女性たち』(共同執筆、慶應義塾大学出版会、2008年)など、翻訳書に『人的資本――教育を中心とした理論的・経験的分析』(ゲーリー・ベッカー著、東洋経済新報社、1976年)。

定価2,860円 (本体:2,600円)
在庫あり

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