「理科」の枠を超えた「科学」の面白さ! ▼日本の民話約3000話を自然科学の観点から読み解く教養書。 ▼民話を紡いだ日本人の豊かな想像力、忘れられた郷土の自然が今よみがえる。 ▼付録には、掲載した民話の位置がわかる「民話マップ」を掲載。
本書は、日本図書館協会選定図書です。
「地理」 2013年3月号 Vol.58(通巻692号)中山大地氏(首都大学東京)より書評いただきました。
月刊 海外子女教育 2009年8月号「Books ダイジェスト」(44頁)で紹介されました。
サライ 2009年6月18日号「読む」(110頁)で紹介されました。
はじめに
序章
T 時空の章 1 はじめて降った雪 2 雷と桑の木 3 竜になった姫 4 波小僧 5 オト女の火 6 雨乞いの藁の竜 7 阿波の鳴戸
U 大地の章 1 椿の乙女 2 八郎物語 3 辰子姫物語 4 お汲み湯行事 5 妙見山の貝 6 天のはしご、天橋立 7 海の水はなぜ塩辛い 8 法螺貝と三原山の戦い 9 桜島と飯牟礼山 10 鳥の海の干拓 11 伊豆の国焼き 12 炭やき吉次
III 生命の章 1 デクの分身法 2 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
宮橋裕司(みやはし ひろし) 慶應義塾志木高等学校教諭(地学・生物)。1962年生まれ。1989年、東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修士課程修了。同年より株式会社日立情報ネットワークに勤務。1995年以降現職.専門は古植物学、地学教育。主に中生代の植物化石について組織・解剖学的な研究を継続中。近年、民話の分析に基づき、地学・生物の教材ならびに教育方法を探っている。日本古生物学会、日本地質学会、日本地学教育学会、日本進化学会に所属。主要論文に「理科教育の観点から見た日本の民話」(共著 『地学教育』、第57巻、第6号)他。
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