福澤諭吉の生涯とその思想から、とくに「サイアンス」(サイエンス)に注目し、わかりやすく綴った好エッセイ。 テクノロジーとしてのサイエンスから、倫理思想(モラルサイエンス)までも含めた福澤の先駆性と現代性を明らかにします。 サイエンスの視点から「福澤と現代」を捉えたはじめての本です。
第一部 福澤諭吉の「サイアンス」を学ぶ
第一章 サイアンス以前 第二章 サイアンスへの入門 第三章 英学の学習と渡航 第四章 福澤が教えたサイアンス 第五章 インフォルメーション 第六章 実学 第七章 独立自尊
第二部 福澤諭吉の「サイアンス」を生かす
第八章 サイアンスからサイエンスへ 第九章 実学とリベラルアーツ 第十章 これからの科学技術 第十一章 ……
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慶應義塾大学理工学部管理工学科、同大学院理工学研究科教授。1948年浜松市に生まれる。慶應義塾大学工学部管理工学科卒業、同大学院工学研究科修了。工学博士。専門はソフトウェア工学。
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