地域医療におけるコミュニケーションと情報技術
医療現場エンパワーメントの視点から
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▼医師と医師以外の医療従事者との間でより円滑なコミュニケーションをはかるにはどのような方法が求められるのか。実際に情報技術を導入している事例についてのフィールドワークに基づく提言。
はじめに
序章 本書の目的と概要
第1章 患者を取り巻く医療―向かっている方向 1 医療制度改革の方向と本書の位置づけ 2 地域医療連携の理想と現実
第2章 地域医療におけるコミュニケーションとその重要性 1 『連携』に関するもう一つの視座―職種間連携 2 コミュニケーションと理解 3 コミュニケーションにおけるメディアの役割
第3章 電子カルテネットワークの行方 1 医療分野の情報化 2 電子カルテネットワーク―各地の取り組み 3 多様な ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
秋山 美紀(あきやま みき) 慶應義塾大学 総合政策学部専任講師。 1991年 慶應義塾大学法学部政治学科卒業、(株)仙台放送勤務を経て、2001年 London School of Economics and Political Scienceにて修士号(Msc. Media and Communication Regulation)、2006年 慶應義塾大学にて博士号(政策・メディア)、21世紀COE研究員、特別研究講師等を経て、2007年4月より現職。著書に『地域医療を守れ』(岩波書店、2008年)、分担執筆に、『デジタルID革命』(日本経済新聞社、2004年)、『「元気村」はこう創る』(日本経済新聞社、2007年)がある。
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