消費経済社会を分析する新たな視座の提示。消費者の生活を豊かにするためにこそ「経済学」は存在する。人々の暮らしへの視点を底辺に据え、消費経済社会の変化への新たな視座から動脈経済・静脈経済を縦横に分析・総合した消費経済学の体系化に挑戦する。
第T章 消費経済学と消費者問題
――ミクロ的各論からの脱却、総論としての消費経済学の体系化 水谷 允一 第II章 動学的な最適消費の理論 嶋村 紘輝
第III章 消費者行動のマクロ分析 ――産業連関分析による消費者行動の経済効果 宮阪 雅幸
第IV章 生産者としての家計――雇用市場の分析 木 信久
第V章 有効需要としての消費需要の変動とマクロ経済 関谷喜三郎
第VI章 マイナス成長経済と消費行動 酒井 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
水谷允一(みずたにみちかず)愛知学院大学名誉教授 嶋村紘輝(しまむらひろき)早稲田大学商学学術院教授 宮阪雅幸(みやさかまさゆき)中央学院大学商学部助教授 木信久(たかぎのぶひさ)松蔭大学経営文化学部教授 関谷喜三郎(せきやきさぶろう)日本大学商学部教授 酒井 徹(さかいとおる)北星学園大学経済学部教授 中本博皓(なかもとひろつぐ)大東文化大学名誉教授 石橋春男(いしばしはるお)大東文化大学環境創造学部教授 山本眞一(やまもとしんいち)島根大学法文学部教授 渡辺哲男(わたなべてつお)福島大学名誉教授 辻本興慰(つじもとこうい)名古屋経済大学名誉教授
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