イメージや空間を操作し創造していくためのツール―デザイン言語。デジタル情報環境が急速に拡張する中で、デザインの中に失われつつある身体性を回復するために、「感覚」と「論理」の統合による新たなデザイン(思考法)を提示します。 著者は、隈研吾(建築)・東浩紀(思想)・塚本由春(建築)、佐々木正人(思想)・藤枝守(音楽)・港千尋(写真)原研哉(グラフィックデザイン)等、各界で先駆的に活躍する人々です。
![書評](/img/detailh4-review.gif)
STUDIO VOICE 2005年9月号(72頁)で紹介されました。
![目次](/img/detailh4-contents.gif)
序 なぜいまデザインか 奥出直人 デザイン言語を導入する 後藤武
I 空間と環境の系 隈研吾―建築を社会へ投げ出す 塚本由晴―観察と定着 三谷徹―自然のかたちをつくる
U 身体と知覚の系 久保田晃弘―Design3.0:デジタル・マテリアリズム 佐々木正人―レイアウトとアフォーダンス Scott S.Fisher―ヴァーチャルリア ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
奥出直人 1954年生まれ 1978年慶應義塾大学文学部社会学科卒業 1981年同大学院社会学研究科修士課程修了 1986年ジョージ・ワシントン大学大学院アメリカ研究科博士課程修了ph.D(American Studies) 1987年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士過程修了
後藤武 1965年生まれ 1993年東京大学大学院総合文化研究科(表象文化)修士過程修了 1998年同大学大学院工学系研究科(建築学)修士課程修了 隈研吾建築都市設計事務所勤務ののち、現在、慶應義塾大学環境情報学部専任講師(有期)。 2001年後藤武建築設計事務所設立。
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