デザイン言語 入門
モノと情報を結ぶデザインのために知っておきたいこと
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デザイン言語とは何か? ▼『デザイン言語』『デザイン言語2.0』 に続くシリーズ第3弾。 ▼人間は生きていくためにものづくりをし、デザインをする。一般的にデザインとは見た目(デコレーション)の問題と考えられがちだが、目的を達成するために、どのような構造や仕組みにするか、素材を使うかを考えることこそが重要であり、むしろものづくりの本質的なプロセスであると考えるべきである。本書では、人と人工物の理想的なインタラクションをデザインするために知っておくべき 「デザイン言語」 のさまざまな知見を提供し、より深く専門的な情報にアクセスするためのリファレンスを提供する。 ▼前2作、『デザイン言語』『デザイン言語2.0』 は、建築やグラフィック・デザイン、音楽、写真、舞台芸術から思想、脳科学まで、幅広いジャンルの第一線で活躍する気鋭の論客の思考プロセス、デザイン・プロセスの紹介に重点を置いた内容だったのに対し、本書は、「デザイン言語」 の考え方そのものをレクチャー形式でわかりやすく紹介する。「デザイン言語」 入門・概説書。
序
00 デザイン言語 自然言語、人工言語、デザイン言語 人工物を介したコミュニケーション 創作のメタ言語 デザインマインドとエンジニアリングスピリット
01 ユビキタスとタンジブル 産業革命と情報革命 ユビキタスコンピューティングの時代 タンジブルなインターフェイス 無意識のデザイン
02 パーソナル・ファブリケーション ものづくり革命 フィジカル・コンピューティング Personal Innovationに向けて
03 アフ ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
脇田玲(わきた あきら) 1974年、東京吉祥寺に生まれる。1999年、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同年、ラティス・テクノロジー株式会社入社。2002年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。学位取得:博士(政策・メディア)。2007年より、慶應義塾大学環境情報学部准教授。 主要著作:『デザイン言語2.0―インタラクションの思考法』慶應義塾大学出版会、2006年 主要作品: 「INFOTUBE」日経アーキテクチュアデジタルデザインコンペ最優秀賞(1999)、MMCAマルチメディアグランプリ ネットワーク部門情報デザイン賞(2000) 「CT - City Tomography」 文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品(2001) 「Fabcell」ACM SIGGRAPH Emerging Technologies(2006) 「Ephyra」TOKYOFIBER'07 SENSEWARE(2007)(山中俊治氏との共同研究として)
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