菓子メーカー(森永・明治・ロッテ・グリコ・不二家)の創業以来の競争の歴史をたどりながら、各企業の経営哲学、製品開発、販売企画等を検討し盛衰のメカニズムを考察。新たな経営戦略モデルを模索する。

序章 課題,分析視角および手法
第I部 森永製菓の制覇と後発企業 第1章 森永製菓の制覇 第2章 明治製菓の創業および相馬半治の「明治製糖中心主義」 第3章 江崎グリコの創業と「オマケグリコ」,「ビスコ」 第4章 不二家の創業と「ソーダ・ファウンテン」の開設 第5章 小括:森永製菓の「ミルクキャラメル重点主義」と大量生産・大量販売システムの構築
第II部 明治製菓の躍進と各社の経営行動 第1章 森永製菓の経営行動(I)< ……
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森田克徳(もりた・かつのり) 静岡県立大学経営情報学部専任講師。 1961年,兵庫県に生まれる。1985年,慶應義塾大学法学部政治学科を卒業,明治製菓株式会社に入社。その後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士過程,法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程を経て現職。 その他,産能短期大学非常勤講師,法政大学大学院社会科学研究科(ビジネススクール)兼任講師。著書に『情報社会と経営(続)』(共著)文眞堂,1998年。『ケースブック日本の企業家活動』(共著)有斐閣,1999年。その他,流通,ビール産業に関するケース・スタディ多数。
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