従来と全く異なる視軸から会計構造論の分類枠組と分析視点とを構想し、これまでに提唱されてきたいわゆる勘定理論を再構成した。その上で会計の技術的特質としての二面性の諸相を探究したものである。

序 §1 原理編 第1章 総説 T 会計と二面性 U 会計構造論の現状 V 会計構造論体系化の視点
第2章 会計構造と事実・記録との関係 T 事実(経済事象)と記録との関係 U 勘定における差額数値の意味 V 勘定の分類
第3章 会計構造論の分類枠組 T 勘定機構上の関連 U 対象把握ないし構成の方法 V 計算目的の種類
第4章 会計構造論の分析視点 T 勘定機構上の関連に関する論点 U 対象把握ないし構成の方法に関する論点 ……
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昭和14年11月 東京生まれ 昭和48年3月 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程修了 昭和62年4月 慶應義塾大学商学部教授
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