慶應義塾機関誌

明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
学塾の歩みを記録する |
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慶應義塾が150年を越えてさらなる歩みを続けていくために、その歴史を記録する意義はどこにあるのか? 創立150年式典が行われる今月号では、大学を中心とする「学塾」の歴史を綴る方法と、その建学の精神について、国内外の各大学の例を多面的に紹介しながら考えていきます。 |
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◆座談会 |
「学校史」の編纂からみる建学の精神 |
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佐藤能丸 |
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早稲田大学講師 |
前田一男
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立教大学文学部教授、立教学院史資料センター長 |
古屋野素材 |
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明治大学情報コミュニケーション学部教授 |
米山光儀 |
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慶應義塾福澤研究センター所長、教職課程センター教授・副所長 |
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<関連記事> |
ドイツの大学史と大学文書館 |
村山 聡
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香川大学学長特別補佐、同教育学部教授
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新島襄と同志社が目指すもの
――福澤諭吉・慶應義塾と対比して |
本井康博
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同志社大学神学部教授
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慶應義塾の歴史一五〇年を
四半世紀で刻んでみると |
佐志 傳
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慶應義塾福澤研究センター顧問
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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安政二(一八五五)年二月、長崎で蘭学を修めていた福澤先生は、先生のオランダ語の上達を妬んだ奥平壱岐の奸計によって、長崎を追い出される。そこで先生は中津には戻らず、更なる蘭学修行を求めて江戸を目指す。その途上、丁度、大阪の中津藩蔵屋敷勤務になっていた兄三之助を訪ねると、三之助は「大阪でも先生はありそうなものじゃ、大阪で蘭学を学ぶがよい」と助言をし、同年三月九日緒方洪庵が主宰する適塾に入門することになった。
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◆その他の企画 |
<三人閑談> |
1858年 |
芳賀 徹(東京大学名誉教授、京都造形大学名誉学長) |
吉崎雅規(横浜都市発展記念館調査研究員) |
林 望(作家・書誌学者) |
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福澤塾が開かれた1858年は、諸外国との条約が締結され、開国から維新へと一気に向かう重要な年でした。「ペリー来航の衝撃波」に翻弄されながらも新しい国のかたちを目指した日本人と、初めて本格的に来日した外国人である各国公使たちとの出会いから、ジャポニスムと呼ばれるヨーロッパでの日本ブームまでを活きいきと語り合います。 |
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<話題の人> |
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「横浜トリエンナーレ」が問いかけるもの |
水沢 勉さん |
インタビュアー・高梨公明 |
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今秋開催されている、日本で最大規模の現代美術の国際展「横浜トリエンナーレ2008」の総合ディレクター水沢勉さんに、「トリエンナーレ」の意義と見所、現代アートの可能性についてお話しいただきました。「タイム・クレヴァス」というテーマに込められた意味に水沢さんの美術への考え方が窺えます。 |
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<巻頭随筆 丘の上> |
相川直樹、石川嘉一、井上多賀子、馬場紘二、森岡敬一郎 |
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<連載> |
慶應義塾、一枚の写真39 創立90年祭音楽行進 |
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加藤三明 |
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大久保忠宗 |
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<その他> |
講演録 地球環境からのメッセージ
――成長の限界から成長の源泉へ
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和気洋子 |
塾員クロスロード |
木全 信、井本直歩子 |
Researcher's Eye |
宮坂直史、高原珠音、脇田 玲 |
執筆ノート |
伊勢桃代、片木智年、塩澤修平 |
社中交歓(記念) |
中村弘、鈴木宏治
秋山美樹、一ノ瀬友博 |
追想 國尾武先生を偲ぶ |
清水真佐男 |
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西川俊作
池田真朗、竹内勤 |
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