慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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2010年8・9月合併号
 

No.1137 2010年8月

  ヒューマンエラーを考える
2010年8・9月合併号の目次を見る
 
毎月1回1日発行
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◆特集

ヒューマンエラーを考える

 

 鉄道事故、医療事故、そして労働災害などが起こるとしばしばヒューマンエラー(人為的過誤)がその要因として挙げられます。今月の特集では組織としてヒューマンエラーを如何に最小にするか日々努力されている方々に、様々な工夫、教育システムといったマネジメントのあり方について伺いました。「安全」についての意識を文化として構築することがどの領域でも必要となっているようです。

 
◆座談会
ヒューマンエラー・マネジメント――組織としてどう取り組むか
<出席者>
北神洋子
  IMSグループ本部事務局看護部総看護部長
高柿幸夫
  (社)日本鉄道運転協会・編集部長
福成雄三
  住友金属工業株式会社安全・健康部長
岡田有策
  慶應義塾大学理工学部管理工学科教授
札幌市交通局における「ヒューマンエラー・マネジメント」の取り組み

田畑祐司(札幌市交通局高速電車部長)
東川光弘(札幌市交通局高速電車部指令所長)

安全文化とは何か、何が必要か――安全文化の醸成に必須の要因を考える

高野研一(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)


 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
→詳細はこちら
 
慶應義塾史跡めぐり
 


キングス・コレッジ・スクール

 福澤先生の滞欧日記『西航記』文久2年4月21日(西暦1862年5月21日)に、次のように記されている。  

「ドクトルチャンブルスと共、キングスコルレージ学校に至り」

 先生の滞欧メモ『西航手帳』には、「キングスコルレージ 4月18日 9〜18age 420人 9時より3時 まで」というメモがあり、先生の代表的著作『西洋事情』にも次のような記述がある・・・ 

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 次号予告
2010年10月号 No.1138

◆特集◆
日米安保50年を問い直す

 
 前号紹介
三田評論6月号 No.1136

◆特集◆
大学で学ぶ「教養」

前号表紙
 
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KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<話題の人
第31回吉川英治文学新人賞を受賞
   
 池井戸潤さん
 (作家・塾員)
 
 インタビュアー
 村上貴史(文芸評論家・塾員)
   
 『鉄の骨』が第三十一回吉川英治文学新人賞を受賞し、さらにはNHKでドラマ化もされ、いま注目を集めている作家の池井戸さんを訪ねました。子どものころから作家志望だったという池井戸さんは、常に「いままでにない小説を書く」ことを目指しているそうです。作家志望の人たちへのアドバイスや、映像と小説の違いなど、最前線で活躍されている作家ならではの貴重なお話が満載です。
   
<三人閑談>
妖怪は蠢く
  東 雅夫(アンソロジスト、文芸評論家、怪談専門誌『幽』編集長)
  堤 邦彦(京都精華大学教授・人文学部長、塾員)

  チャールズ・ドゥウルフ(慶應義塾大学理工学部教授)


 夏となり旧盆も近づき、何とはなしに妖怪たちが気になる季節がやってきました。「今昔物語」の頃から日本人は、魑魅魍魎たちが蠢く世界を恐れながらもある種の親しみを持ってともに生きてきています。柳田國男の「遠野物語」がちょうど100周年を迎える本年、近代文学まで脈々とつづられてきた日本の妖怪・怪異の魅力を覗いてみるのはいかがしょうか。
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<巻頭随筆 丘の上>
 浅田豊久、阿保順子、神野信郎、原田雅弘
 

<演説館>
 日中歴史共同研究をふりかえって
波多野澄雄
 

<連載>
 KEIO MONO MUSEUM19
 日吉キャンパスから出土した焼夷弾 (解説  都倉武之)
  
加藤三明
 現代に生きる福澤諭吉のことば その49
大久保忠宗
 

<その他>
 塾員クロスロード
中川誼美、山谷拓志
 Researcher's Eye

柴田 明、高橋 勇、駒村圭吾

 執筆ノート

『ドゴールのいるフランス――危機の時代のリーダーの条件』/山口昌子

『ワールドカップは誰のものか――FIFAの戦略と政略』/後藤健生

『岩崎彌太郎――「会社」の創造』/伊井直行

『歌舞伎座を彩った名優たち――遠藤為春座談』/犬丸 治(編)

 書評

『福澤諭吉 家庭教育のすすめ』(渡辺徳三郎著)
評者:梅田望夫

 社中交歓(クラゲ)

山本英史、萩原能久、関本吉成、堀一久

 ヒサクニヒコのマンガ何でも劇場〈特別編〉 仕分け   / ヒサ クニヒコ

<新学部長の横顔>
 文学部長 関根 謙君

山本英史

<KEIO Report>
 ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ第八回訪欧公演 塩澤修平
 

 
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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

詳細はこちら
 

「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

詳細はこちら
 

あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

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CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
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