慶應義塾機関誌

明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会
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2018年6月号表紙 |
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毎月1回1日発行 |
税込価格:451円(本体 410円) |
定期購読:4,700円(税・送料込) |
在庫あり |
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◆特集 |
金融危機のゆくえ |
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金融危機から世界大不況へ――2009年となっても未だその出口が見えない危機の原因とその行く末を、気鋭の経済学者、国際政治学者、実務家を迎えて徹底討論します。スタートしたオバマ政権の下でのアメリカの経済政策に触れながら、日本の政策への提言を行い、本年の見通しを展望。関連記事では新興国ロシアの対応を考察します。 |
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◆座談会 |
金融危機後の世界と日本の経済 |
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柴田拓美 |
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野村ホールディングス株式会社取締役副社長兼COO |
金子 勝
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慶應義塾大学経済学部教授 |
田所昌幸 |
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慶應義塾大学法学部教授 |
池尾和人 |
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慶應義塾大学経済学部教授 |
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<関連記事> |
ロシアの金融・経済危機 |
塩原俊彦
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高知大学大学院准教授
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◆Special |
独立自尊一五〇年の伝統を原点に
オープンでグローバルな学塾を目指して |
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慶應義塾維持会 |
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。 |
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昨年の十一月八日、慶應義塾創立一五〇年記念式典が新装なった日吉キャンパス陸上競技場で挙行された。その際、司会を務めた石坂浩二さんの視線の先、バックスタンド側に、かつてはメインスタンド側にあった平沼亮三の胸像が移設されていた。今回は「市民スポーツの父」と称された平沼亮三について著わすことにする。
平沼家の祖先は、鹿島神宮で神官をしていた家系といわれているが、明暦年間(一六五五〜五八)に保土ヶ谷に移住、酒造業を営んでいた。亮三の祖父五代目九兵衛は、天保十(一八三九)年に現横浜市西区平沼付近十万余坪を埋め立て、新田を開拓した。この頃から製塩業にも手を伸ばした。亮三の父六代目九兵衛は、文久三(一八六三)年に平沼新田に移住、帷子川と石崎川に挟まれた地域の埋め立て事業を完成させた上、県会議員を十二年も務めた。・・・
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◆その他の企画 |
<三人閑談> |
漢字の魅力 |
小駒勝美(新潮社校閲部) |
関場 武(慶應義塾大学名誉教授) |
山下輝彦(慶應義塾大学文学部教授) |
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難読漢字クイズ、漢字検定が人気になるなど、世の中では今、漢字ブームが巻き起こっています。今回の座談会では、漢字に一家言ある3人の方々に、特に日本の漢字に焦点をあて、その深い歴史と魅力を探りました。お隣り中国の漢字文化との比較や、古くからある漢和辞典の変遷からは日本人の漢字への愛着が垣間見えます。ユーモアたっぷりの「漢字遊び」もお楽しみください。 |
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<話題の人> |
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音楽ビジネスの道を歩んで |
石坂敬一さん |
ユニバーサル ミュージック会長 |
インタビュアー・小川和暢(テレビ東京報道局ディレクター) |
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ユニバーサル ミュージック会長で日本レコード協会会長でもある石坂敬一さんをお訪ねました。洋楽ディレクターとして音楽ビジネスの道に入り、ビートルズをはじめとする様々なアーティストを手掛けられ、その後邦楽ディレクターに転身されたその華麗な軌跡と、音楽業界のリーダーとしてデジタル時代に辣腕を振るわれる現在の姿に迫りました。 |
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<巻頭随筆 丘の上> |
朝比奈千足、小濱明彦、野口宏水、村山圭司 |
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<連載> |
KEIO MONO MUSEUM 2 日吉返還の鍵
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加藤三明 |
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大久保忠宗 |
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<その他> |
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佐高 信 |
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奥脇直也 |
塾員クロスロード |
菊池 慧、青木隆雄 |
Researcher's Eye |
清水唯一朗、杉本芳一 |
執筆ノート |
都倉武之、ヒサクニヒコ
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社中交歓(梅) |
和田祐之介、飯田祥一、八木章好、札埜和男 |
慶應義塾創立一五〇年記念切手の発行 |
桑野 博
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追想 小潟さんを想う |
伊藤行雄
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KEIO Report 通信教育の六十年 |
西脇与作
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