慶應義塾機関誌

 三田評論
  明治31年3月創刊(毎月1回1日発行)
   発行:慶應義塾 編集人:慶應義塾広報室長 編集・制作:慶應義塾大学出版会

 
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◆特集

“文化と外交”を考える

 
〈座談会〉世界に向けて文化の力を発揮するために
青木保(青山学院大学大学院特任教授、国立新美術館館長)
脇田哲志(NHK国際放送局長)
斎木尚子(外務省大臣官房参事官(報道・広報・文化交流担当)、外務副報道官)
中川正輝(独立行政法人国際交流基金パリ日本文化会館前館長・塾員)
渡辺靖(慶應義塾大学環境情報学部教授)
 

昨今、「パブリック・ディプロマシー」という言葉を新聞等でもよく見かけます。広報文化外交と訳されることが多いですが、広い意味での文化の力によって、他国の人々を惹きつけることのようです。“クール・ジャパン”と呼ばれるものもこれに当たりますが、本特集では、この概念を分かりやすく掘り下げ、他国との比較も通して、より日本の文化の力を発揮し、外交の力となるための課題を考えていきます。

 
〈関連記事〉

中国の広報文化戦略 ── そのプレゼンスと重い課題
青山瑠妙(早稲田大学教育・総合科学学術院教授・塾員)

韓国の文化外交と日韓関係
澤田克己(毎日新聞ソウル支局記者・塾員)

平和構築メカニズムとしての文化活動の可能性と課題
福島安紀子(青山学院大学国際交流共同研究センター研究員)

 
 
 慶應義塾維持会
母校を思う塾員と篤志家の皆様により、義塾の教育研究活動を財政支援する目的で設立された一世紀余の歴史を有する組織です。
会員の皆様にはご加入期間『三田評論』を贈呈いたします。
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慶應義塾史跡めぐり
 

北里柴三郎は、嘉永五年十二月二十日(一八五三年一月二十九日)に肥後国阿蘇郡小国郷北里村(現熊本県阿蘇郡小国町大字北里)の代々総庄屋をつとめた北里氏の分家に、父北里惟信の長男として生まれた。・・・

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 次号予告
2012年10月号 No.1160

◆特集◆
KBS50年を迎えて

 
 前号紹介
2012年7月号 No.1158

◆特集◆
スポーツビジネスの未来

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バックナンバー
 
KEIO BOOK CLUB

塾員専用の読書クラブ「KEIO BOOK CLUB」
オープン! 読書に嬉しい特典を揃えましたので
慶應義塾大学卒業生は、ぜひご登録ください。
運営:慶應義塾大学出版会

◆その他の企画
<話題の人
「どこにもない舞踏を求めて」
   
岩名雅記さん  岩名雅記さん
 (舞踏家)
 
 インタビュアー
 森下 隆(慶應義塾大学アート・センター所員)
   
「舞踏〈Butoh〉」をご存知ですか? 土方巽が創始した日本発の前衛芸術たる舞踏は、いまやヨーロッパのほうが著名かもしれません。慶應義塾出身の孤高の舞踏家としてフランス南ノルマンディーで活動する岩名さんが来日、日吉での公演を前に話を伺うことができました。紆余曲折を経ながら、40年近く舞踏の世界を探求し続ける岩名さんに「異端」の力を見る思いがしました。
   
space 
<三人閑談>
スパイスの魅力

森光康次郎(お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科准教授)
矢花葉子(エスビー食品株式会社勤務・塾員)
神田さやこ(慶應義塾大学経済学部准教授)


ナツメグ、クミンシード、バジル、シナモン、フェンネル……。名前は知っていてもその使用法はよく知らないことが多いスパイス。今回は薬効もあり、奥深い歴史のあるスパイスがテーマです。スパイスの定義に始まり、スパイスをめぐり世界が動いた大航海時代やインドのスパイス文化の話のほか、家庭料理をちょっとレベルアップさせるスパイス使用法もお話しいただきました。スパイスの力で暑い夏を乗り切りましょう。
 
<連載>
 KEIO MONO MUSEUM41  
 野球部投手 大島信雄のアルバム

解説 都倉武之

 現代に生きる福澤諭吉のことば その71
大久保忠宗
大澤輝嘉
 

<その他>
 丘の上

川上宗雪、猿谷紀郎、下高原正人、関谷 巖

 演説館

山田 悟

 塾員クロスロード

赤川 薫、中西香菜

 Researcher's Eye

村山達也、近藤太郎、竹村研治郎

 執筆ノート

『会社員とは何者か?  ── 会社員小説をめぐって』
伊井直行

『香料植物』 (ものと人間の文化史159)
吉武利文

『日本レスリングの物語』
柳澤 健

『コモディティ戦争──ニクソン・ショックから四十年』
阿部直哉

『未完のファシズム──「持たざる国」日本の運命』
片山杜秀

 社中交歓(氷)

近森 正、井上秀樹、濱田典保、土居丈朗

<Topics>
塾員・原信太郎氏のコレクションを集めた「原鉄道模型博物館」
天皇皇后両陛下ご渡英と小泉信三先生
都倉武之
<KEIO Report>
信濃町の新しい臨床棟・病棟について 武田純三
「学問のすゝめ」英訳版An Encouragement of Learning の刊行 小室正紀
<追想>
恩師 生田正輝先生を偲ぶ 鶴木 眞
<時は過ぎゆく>
福澤範一郎君を偲ぶ 松原秀一
   
   
 
 

 
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読者の皆様へご案内します。

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録


慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎疎開学園の記録 上
慶應義塾幼稚舎「疎開学園の記録」編集委員会 編

慶應義塾幼稚舎の体験した戦争の記録。幼稚舎に残る史料を再構成して上下2巻にまとめる。

 

「善を行うに勇なれ」


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
伝記 小泉信三
神吉 創二 著

塾長として戦時の慶應義塾を守り、戦後は文筆家として日本の幅広い層に影響与え、今上天皇の皇太子時代の御教育常時参与として世に知られる小泉信三。その生涯を、平易な文体で描いた待望の伝記。

詳細はこちら
 

元幼稚舎長にして
稀代の教育者
吉田小五郎が綴る
珠玉の随筆選


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
吉田小五郎随筆選
(全3巻+別冊)
吉田 小五郎 著

 元慶應義塾幼稚舎長吉田小五郎の名随筆を新編集で3巻に収める。多くの教え子に慕われた教育者として、日本を代表するキリシタン史研究者として、「民藝運動」に関わった美術品蒐集家として、培った観察眼とその描写は、時代を超えて読む者を惹きつける。没後30年を期に刊行!

詳細はこちら
 

元慶應義塾長が紐解く
歴代塾長の足跡


回想 慶應義塾 鳥居 泰彦 著
回想 慶應義塾
鳥居 泰彦 著

世紀の転換期に慶應義塾長を務め、その後も文部科学省中央教育審議会の初代会長を務めるなど、教育行政に長年関わってきた鳥居泰彦氏による慶應義塾の歴史叙述!

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「三田評論」連載の「慶應義塾 史跡めぐり」が、
福澤先生の史跡をまとめて1冊の本になりました!

 

福澤諭吉 歴史散歩 加藤 三明 著 山内 慶太 著 大澤 輝嘉 著
福澤諭吉 歴史散歩
加藤三明 著
山内慶太 著
大澤輝嘉 著

『福翁自伝』に沿いながら、中津・大阪・東京・ロンドン・パリなどの福澤先生ゆかりの地を辿り、彼が生きた時代の背景を知ることができる一冊。

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あの、名講義・名講演が
いまCDで甦る!


小泉信三「福澤諭吉を語る」 小泉 信三 講演
小泉信三「福澤諭吉を語る」
小泉 信三 講演より

昭和33年〜40年の「福澤先生と近代日本」「福澤諭吉と北里柴三郎」「私の読書歴」「スポーツが与える三つの宝」の小泉信三の4つの講演を3巻組のCDに収録。その声を初めて聞く方にも最適な小泉信三入門。

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CDシリーズ 慶應義塾の名講義・名講演として、西脇順三郎「最終講義」も発売中です。
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