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社会学者が子育て本を読んで考えたこと

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四六判/並製/224頁
初版年月日:2025/10/30
ISBN:978-4-7664-3065-3
(4-7664-3065-4)
Cコード:C0036
定価 2,200円(本体 2,000円)

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社会学者が子育て本を読んで考えたこと
目次 著者略歴

・気鋭の社会学者が古今東西の子育て本を読み解く!
・子育て本を通して見えてくる現代の育児、そして社会とは。
・「子育て本フェア」等の選書材料に好適。
小児科医や専門家による指南書、作家が自らの経験を綴ったもの、「男性の育児」を論じたもの──巷にあふれる「子育て本」とはいったい何か。自らも三児の母である社会学者が読み解く。『教育と医学』連載を書籍化。

目次

はじめに──大人になれない時代に子どもを育てるということ

T 「母親」に寄り添う子育て本
 伊藤比呂美の育児エッセイ
 「産後クライシス本」のすすめ
 O・ドーナト『母親になって後悔してる』

U 読み継がれてきた子育て本
 松田道雄『育児の百科』
 『スポック博士の育児書』
 羽仁もと子『おさなごを発見せよ』
 渡辺徳三郎『福澤諭吉 家庭教育のすすめ』
 糸賀一雄『福祉の思想』

V 子育て本が映す現代社会
 「父になる」本 あれこれ
 中室牧子『「学力」の経 ……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

貴戸 理恵(きど りえ)
関西学院大学社会学部教授。博士(アジア研究)。専門は社会学、不登校の「その後」研究。著書に『「生きづらさ」を聴く──不登校・ひきこもりと当事者研究のエスノグラフィ』(日本評論社、2022年)、『個人的なことは社会的なこと』(青土社、2021年)、『10代から知っておきたいあなたを丸めこむ「ずるい言葉」』(WAVE出版、2023年)など。

定価2,200円 (本体:2,000円)
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