社会学者が子育て本を読んで考えたこと

はじめに──大人になれない時代に子どもを育てるということ
T 「母親」に寄り添う子育て本 伊藤比呂美の育児エッセイ 「産後クライシス本」のすすめ O・ドーナト『母親になって後悔してる』
U 読み継がれてきた子育て本 松田道雄『育児の百科』 『スポック博士の育児書』 羽仁もと子『おさなごを発見せよ』 渡辺徳三郎『福澤諭吉 家庭教育のすすめ』 糸賀一雄『福祉の思想』
V 子育て本が映す現代社会 「父になる」本 あれこれ 中室牧子『「学力」の経済学』 「魔法の言葉」、「幸せになることば」 信田さよ子『後悔しない子育て』
W 「普通」を問い直す子育て本 異文化の子育て オランウータンの子育て 朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習』 『不登校──親子のための教科書』、『「学校」ってなんだ?』 栗田隆子『ハマれないまま、生きてます』
あとがき
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