多文化理解からはじめる
外国ルーツの子ども家庭支援ハンドブック
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・外国ルーツの子ども家庭支援に関わる全ての人へのハンドブック。 ・外国ルーツの子どもたちが直面するさまざまな「壁」と支援へのヒントを示す。 ・支援に従事する著者による具体的事例も紹介しながらわかりやすく解説。
日本で急増する外国ルーツの子どもとその家庭はどのような課題に直面しているのか?支援に関わる人たちに必要となる基礎知識や支援のヒントを、統計データや著者自身の経験を交えて解説するハンドブック。他国の支援制度や仕組みも紹介し、現場での実践に役立つ視点を提供する。

T 外国ルーツの子ども家庭 基礎知識 1 「外国ルーツの子ども家庭」とは? 2 「トランスナショナル」な生活者 3 外国ルーツの子ども家庭と格差 4 「在留資格」とは?
U 子ども家庭の「文化」を理解し、支援する 5 外国ルーツの子どもや保護者が直面する「壁」 6 障害と文化的スティグマ 7 文化を保持するということ──オーストラリアの例から考える 8 母国文化と日本文化の間で生きる子どもたち──宗教、ジェンダーを例として
V 子ども家庭が直面する制度・社会の課題 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
南野奈津子(みなみの・なつこ) 東洋大学福祉社会デザイン学部教授。専門は子ども家庭福祉、多文化ソーシャルワーク。社会福祉士。日本社会福祉士会、日本国際社会事業団、NPO等で外国人支援業務や社会活動に従事。 2017年より現職。著書に『外国人の子ども白書(第2版)』(共編著、明石書店、2022年)、『いっしょに考える難民の支援──日本に暮らす「隣人」と出会う』(共編著、明石書店、2023年)、『地域で取り組む外国人の子育て支援──自治体・関係機関連携の課題と実践』(編集代表、ぎょうせい、2022年)など。
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