重症心身障害教育ハンドブック
よりよい授業のための基本
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・重症心身障害児への授業づくりの基本を解説。 ・健康管理や就学前、および大人になった際の支援・福祉についても紹介。 ・重症心身障害の子どもをめぐるさまざまな話題を扱ったコラムを多数収録。
表出や表現が微弱な重症心身障害児への授業づくりについて、目標設定、指導計画、教材・教具などの基本を解説。また、健康管理のあり方や学校卒業後における支援・福祉等について紹介するとともに、重症心身障害の子どもをめぐるさまざまな話題を扱ったコラムも多数収録。幅広い視野で重症心身障害への理解を深める一冊。

第1部 重症心身障害 第1章 重症心身障害、重度・重複障害とは
第2部 授業づくりの基礎 第2章 子どもの特性とその理解、実態把握 第3章 学校教育とその授業 第4章 教育課程とその授業
第3部 授業における工夫 第5章 教材・教具とその活用 第6章 「からだ」や太鼓などを教材とした授業の取組み 第7章 基盤となる姿勢づくりと身体接触(タッチケア)の意義 第8章 繊細な随伴的環境づくりと生活を整える福祉用具、その活用
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著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
徳永 豊(とくなが ゆたか) 福岡大学人文学部教授。臨床心理士。公認心理師。専門は特別支援教育,発達臨床および国際比較。九州大学大学院教育学研究科博士課程退学。独立行政法人国立特別支援教育総合研究所企画部総括研究員などを経て現職。 著書に『重症心身障害の子どもの実態把握ガイド』(編著,慶應義塾大学出版会,2025年),『障害の重い子どもの目標設定ガイド 第2版』(編著,慶應義塾大学出版会,2021年),『重度・重複障害児の対人相互交渉における共同注意』(慶應義塾大学出版会,2009年)など。
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