※2025年春に第2版を刊行予定です。
▼考えに考え抜き、改正民法をコンプリートする至高の演習書・第W巻・債権各論! ▼司法試験受験生必携。「改正民法演習シリーズ」(全4巻)、いよいよ完結。 ▼受験生に支持のあつい著者が、完璧な改正民法の論点・論述を解き明かす。
「よい答案は,木に例えて比喩的に言えば,幹がちゃんとできており大きな枝だけでなく,枝葉まで丁寧に落とさず見事に書いてあり,かつ,周りに余計な雑草も生えていない答案である。大きな枝が何本か足りなければ大きな点差がつくが,ほぼ同じ樹形でそれなのに差がつくのは枝葉の部分まで丁寧に書いてあるかどうかの微妙な差である。実力的には大差ないのに答案では差が出るのはこの程度の差である。」
そして「実務家登用試験である司法試験に要求されるのは,90%は正確な条文そして判例の知識,残りの10%が事案分析・論点の発見能力そして文書作成能力である」。
民法における思考能力を徹底的に鍛え上げ、改正民法を完璧に自分のものとする。 本演習書シリーズは上位合格を目指す方にとっては必須の書籍。
@各問題の解説冒頭には書くべき論点とその問題における重要度を示し、A設問ごとの解説の冒頭に出題の趣旨的な概説を示す。そして、B各問いの最後には参考例として答案構成のサンプルも示す。 時間のない方は、冒頭の論点と、最後の答案構成だけ読み、必要に応じて解説を確認するにとどめてもよい。実力者にとっては、それが最善の本書の利用方法である。
至高の改正民法演習シリーズ全4巻、堂々完結!


はしがき――本書の方針及び使用法の説明を兼ねて
No.1 贈 与 No.2 売 買 No.3 交 換 No.4 消費貸借 No.5 使用貸借 No.6 賃貸借1 No.7 賃貸借2 No.8 請負契約 No.9 委託・寄託 No.10 和 解 No.11 事務管理 No.12 不当利得1 No.13 不当利得2 No.14 不法行為1 No.15 不法行為2 No.16 不法行為3
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
平野 裕之(ひらの ひろゆき) 慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。早稲田大学法学部非常勤講師、日本大学大学院法務研究科(法科大学院)非常勤講師。 1981年司法試験合格、1982年明治大学法学部卒業、1984年明治大学大学院法学研究科博士前期課程修了、1984年明治大学法学部助手、1987年明治大学法学部専任講師、1990年明治大学法学部助教授、1995年明治大学法学部教授を経て現職。 著書に、『新債権法の論点と解釈』(慶應義塾大学出版会、2019年)、『新・考える民法I―民法総則』『新・考える民法II―物権・担保物権』『新・考える民法V―債権総論』(慶應義塾大学出版会、2018-2020年)、『民法総則』『物権法』『担保物権法』『債権総論』『債権各論I 契約法』『債権各論II 事務管理・不当利得・不法行為』(日本評論社、2016-2019年)、『コア・テキスト民法I民法総則〔第2版〕』『同II物権法〔第2版〕』『同III 担保物権法』『同IV債権総論〔第2版〕』『同V契約法〔第2版〕』『同VI事務管理・不当利得・不法行為〔第2版〕』(新世社、2017-2019年)、『民法総合3担保物権法〔第2版〕』『同5契約法』『同6不法行為法〔第3版〕』(信山社、2008-2013年)、『製造物責任の理論と法解釈』(信山社、1990年)、『保証人保護の判例総合解説〔第2版〕』(信山社、2005年)、『間接被害者の判例総合解説』(信山社、2005年)ほか多数。
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