▼スペイン語が好きになる!
21ヶ国の公用語として、一大言語圏を形成するスペイン語の 奥深き世界を描く、画期的入門書。
写真・図版、コラムや年表、文献案内も充実。 重要語句を太字にしたレイアウトで、スペイン語初学者必携!
世界の21ヶ国で公用語とされ、4億7,000万人以上の母語話者を持つスペイン語。 いまやスペイン語圏はスペイン本国から、メキシコ、北中南米・カリブ海諸国へと 広がりを見せながら、豊かな文化圏を築いている。
なぜスペイン語は現在のような姿になったのか、 世界にスペイン語はどれほどの広がりを見せているのか、 過去から現在に至るまでスペイン語によるどのような書物があり、 いかなる知的営みが育まれてきたのか――。
俗ラテン語からアラビア語の影響などを受けながら発達したスペイン語の 広大な時空を自在に横断し、奥深きスペイン語の世界を描く、画期的入門書。 写真・図版、コラムや年表、文献案内も充実。 重要語句を太字にしたレイアウトで、スペイン語初学者必携!
はじめに
T スペイン語の歴史 1 スペイン語の系統 2 スペイン語の誕生 ラテン語以前の言語状況(〜前3世紀) 古代ローマ帝国のラテン語(前3世紀〜5世紀) 俗ラテン語の実態を知る手掛かり 西ゴート時代(5世紀〜7世紀) イスラム時代(8世紀〜15世紀) モサラベ語 3 中世スペイン語 スペイン語の発祥(10〜11世紀) 俗語文学の確立(13世紀) 俗語文体の洗練(14〜15世紀) 4 スペイン語の変容と確立 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
岡本 信照(おかもと しんしょう) 京都外国語大学外国語学部スペイン語学科教授。 京都外国語大学外国語学部卒業。スペイン・ナバラ大学留学。京都外国語大学大学院修士課程修了。 主要著書: 『スペイン語のしくみ』(白水社、初版2005年/新版2014年)、『「俗語」から「国家語」へ─―スペイン黄金世紀の言語思想史』(春風社、2011年)、『ことばと国家のインターフェイス』(共著、行路社、2012年)、『スペイン学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、1999年)、『スペイン語学小辞典』(共著、同学社、2007年)ほか、多数。
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