▼良い研究は計画の立てかたで決まる!
これから研究をはじめる大学生に、研究とは何かを考えさせ、自ら研究を進めるためのプロセスを、豊富な事例とともにやさしく解説。研究は自分のためだけでなく、社会をよくするために行うものである。そして良い研究を行うためには、「計画の立て方」をきちんと学び、その目的と方法を明確にしなければならない。主体的に学び、目標を達成しようとする姿勢を身に付けるための1冊。
特設サイトにて本書と連動した情報や資料集を掲載しています。 ぜひご活用ください。


はしがき 本書の読み方と筆者の紹介
❶ 「計画」はなぜ重要か
❷ 研究とは何か 2.1 自分のために、社会のために 2.2 どう計画を立てるかで7割が決まる 2.3 決まりごとを守る 2.4 時間の使い方 ―― 「早め早め」の癖をつける
❸ 研究テーマを決める 3.1 取り組みたいジャンルを考える 3.2 先人たちの研究の足跡を調べる 3.3 周囲の意見を聞いてみる 3.4 取り組みたいテーマを決める ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
西山 敏樹(にしやま としき) 東京都市大学都市生活学部・大学院環境情報学研究科准教授。 1976年東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了、同後期博士課程修了。2003年博士(政策・メディア)。2005年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別研究専任講師、2012年同大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授を経て、2015年より現職。慶應義塾大学SFC研究所上席所員、一般財団法人地域開発研究所(国土交通省所轄管理)客員研究員、日本イノベーション融合学会専務理事、ヒューマンインタフェース学会評議員なども務める。専門は、公共交通・物流システム、ユニバーサルデザイン、社会調査法など。 主要著作:『アカデミック・スキルズ データ収集・分析入門 ―― 社会を効果的に読み解く技法』(共著、慶應義塾大学出版会、2013年);『アカデミック・スキルズ 実地調査入門 ―― 社会調査の第一歩』(共著、慶應義塾大学出版会、2015年);『近未来の交通・物流と都市生活 ―― ユニバーサルデザインとエコデザインの融合』(編著、慶應義塾大学出版会、2016年);『インホイールモータ ―― 原理と設計法』(共著、科学情報出版、2016年)ほか。
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