▼景気の不思議を解明する!
ニュースに出てくる経済指標の読み方から、消費と貯蓄や投資、為替と貿易の関係、政府・日本銀行の役割と現実の取り組みまで、マクロ経済を理解するための基礎知識を厳選し、やさしく解説した「超」入門テキスト!
マクロ経済学は大恐慌のなかから生まれた。なぜ景気は変化するのだろう。経済の動きをどのように測ればよいだろう。そして、どうすれば経済を成長させ、人々の暮らしを豊かにできるのだろう。本書は、戦後日本経済の歴史をたどりながら、経済の変化の仕組みを解き明かす理論を学ぶとともに、現実の政府の取り組みを知り、今後の日本の課題を考える。

はじめに
序 章 マクロ経済学 1 経済学の歴史 2 マクロ経済学の需要と供給
第1部 マクロ経済学の枠組み
第1章 国内総生産 1 付加価値 2 GDPとGNP 3 GDPの算出 4 三面等価の原則 5 経済成長率
第2章 消 費 1 消費とは 2 消費関数(ケインズ型) 3 その他の消費関数 4 貯 蓄
第3章 投 資 1 投資と ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
石橋 春男(いしばし はるお) 松蔭大学経営文化学部教授、同大学大学院経営管理研究科教授 1967年早稲田大学第一政治経済学部卒業、72年同大学大学院商学研究科博士課程修了。大東文化大学環境創造学部教授、日本大学商学部教授等を経て現職。 主要業績に、『消費経済理論』(「消費経済学体系」第1巻、編著、慶應義塾大学出版会、2005年)、『マクロ経済の分析』(共著、慶應義塾大学出版会、2010年)、『環境と消費者』(「入門 消費経済学」第3巻、編著、慶應義塾大学出版会、2010年)、『よくわかる! ファイナンス入門』『よくわかる! ミクロ経済学入門』(ともに共著、慶應義塾大学出版会、2014年)他多数。
橋口 宏行(はしぐち ひろゆき) 有限会社SRN代表取締役、証券アナリスト 1984年明治大学法学部卒業、大和証券投資信託販売(株)(現三菱UFJモルガンスタンレー証券)勤務等を経て現職。2007年大東文化大学大学院経済学研究科修士課程修了。日本証券アナリスト協会検定会員。 主要業績に、『人民元 ―― 国際化への挑戦』(監修、科学出版社東京、2013年)、『よくわかる! ファイナンス入門』『よくわかる! ミクロ経済学入門』(ともに共著、慶應義塾大学出版会、2014年)、「資産市場における価格変動リスクの増大」(『日本消費経済学会年報』第31集、2010年)他多数。
河口 雄司(かわぐち ゆうじ) 一般財団法人運輸調査局研究員、日本大学商学部非常勤講師、東洋大学非常勤講師 2001年大東文化大学経済学部卒業、2006年同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。 主要業績に、『マクロ経済理論 ―― ショート・コース』(共訳、学文社、2004年)、『環境と消費者』(「入門 消費経済学」第3巻、共著、慶應義塾大学出版会、2010年)、『マクロ経済学』(共訳、成文堂、2009年)、『現代経済分析』(共著、創成社、2010年)他多数。
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