世界の金融状況と危機管理体制を分かりやすく解説。
▼慶應義塾大学経済学部にて2011年に開催された講義「金融資産市場論」(全26講義)の中から、選り抜きの6講義を編集し書籍化。 ▼金融危機、通貨危機のたびに、どのような危機回避の仕組みをつくってきたのか。 また、倒産した企業を再生させる仕組みとは、どのようなものか。 実務担当者が具体的に紹介する。

まえがき
第一章 東日本大震災と経済・財政・金融・資本市場 山本 茂 はじめに 一 問題の整理 二 実体経済への影響 三 財政への影響 四 金融資本市場への影響 五 東京電力債問題 六 復興への道筋
第二章 財政赤字解消のための財政ルールの構築 吉野直行 はじめに 一 日本が置かれている状況と諸問題 二 ユーロ圏が置かれている状況と諸問題 三 日本が置かれている状況をどう乗り越えるか
第三章 預金保険制度 田邉昌徳 一 預金保 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【編著者】 吉野 直行(よしの なおゆき) 慶應義塾大学経済学部教授 専攻 金融・財政政策、マクロ経済政策の実証的研究
【編者】 藤田 康範(ふじた やすのり) 慶應義塾大学経済学部教授 専攻 経済政策、経済理論
【著者】(掲載順。役職は講演開講時のものです。) 山本 茂(やまもと しげる) 興和不動産投資顧問株式会社 顧問 田邉 昌徳(たなべ まさのり) 預金保険機構理事長 翁 百合(おきな ゆり) 日本総合研究所理事 柴田 拓美(しばた たくみ) 野村ホールディングス株式会社グループCOO 加藤 隆俊(かとう たかとし) 財団法人 国際金融情報センター理事長・前IMF副専務理事
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