▼2002年に刊行された『新体シェイクスピア』の続編。シェイクスピアの名作のハイライト場面はそのままに、解説を導入して短時間で上演できるように考案したシナリオ集。シェイクスピア劇のエッセンスを味わう読み物としても最適。収録作品は『ジュリアス・シーザー』『冬物語』『オセロゥ』『リア王』『マクベス』。

はしがき
ジュリアス・シーザー 冬物語 オセロゥ リア王 マクベス
舞台・翻訳場面の原作索引
解説にかえて 1 「言葉、言葉、言葉――言語の世界――」 2 「『マクベス』――批評の流れ――」 3 「役者と観客――シェイクスピア劇と歌舞伎――」 4 「比較文化への道――シェイクスピアから比較文化へ――」 あとがき
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石川実(いしかわ みのる) 慶應義塾大学名誉教授 1927年茨城県生まれ、慶應義塾大学大学院文学研究科(修士)修了、慶應義塾派遣留学(ケンブリッジ大学)、慶應義塾大学助手、助教授を経て、1978年4月から慶應義塾大学理工学部教授。1993年4月〜1998年3月、東京家政学院大学文学部教授。
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