Detail
 
国際銀行とアジア 1870〜1913

大きな画像を見る

画像をダウンロード
A5判/上製/1552頁
初版年月日:2014/06/30
ISBN:978-4-7664-1890-3
(4-7664-1890-5)
Cコード:C3033
定価 55,000円(本体 50,000円)

本書と関連する書籍をご紹介します
近代日本の金・外貨政策 詳細を見る
国際銀行とアジア 1870〜1913
書評 目次 著者略歴

▼本邦初の本格的国際金融史研究

運輸・通信技術革命による第1次グローバリゼーションは、国際貿易の量と質、速度を劇的に変えた。そして、列強諸国から世界へ進出した銀行家たちは、単なる資本輸出にとどまらず、貿易金・融に決定的な役割を果たしたのだった。

各国に眠る金融機関の1次資料などを発掘し、1870年代から1913年にかけての国際銀行のアジアにおける活動を精緻に分析。さらにロンドン金融市場がアジア経済発展に果たした役割を解明する本格的金融史研究。

書評

金融経済研究  38号、2016年3月に書評が掲載されました。評者は伊藤正直氏(大妻女子大学)です。
社会経済史 vol.81 No. 3(2015年11月)に書評(p.166〜169)が掲載されました。評者は、石井寛治氏です。
歴史と経済 228号(2015年7月)(発行:政治経済学・経済史学会(旧・土地制度史学会))に書評が掲載されました。評者は権上康男氏(横浜国立大学名誉教授)です。 

目次

序文
凡例

  第1編 グローバリゼーションと国際銀行

第1章 第一次グローバリゼーションとアジアにおける英系国際銀行  西村 閑也
 1 序
 2 運輸通信革命
 3 グローバリゼ―ションと貿易金融
 4 アジア現地における英系国際銀行
 5 アジアにおける英系国際銀行と非英系国際銀行
 6 結語

第2章 国際資本移動と国際労働移動 
     1870−1913年  菅原 歩
 1 序
……

著者略歴 著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

※〔 〕内は担当章。
【編著者】
西村閑也(にしむら しずや) 〔第1章、第8章、第11章、第13章〕
法政大学名誉教授。
1953年東京大学経済学部卒業、同大学大学院社会科学研究科修士課程修了、1969年ロンドン大学(London School of Economics and Political Science)大学院経済学研究科博士課程修了、Ph.D. (econ.)。1955年法政大学経済学部助手、同助教授、同教授を経て1996年定年退職。2014年没。専門は金融史。
主要業績に、The Decline of Inland Bills of Exchange in the London Money Market 1855-1913 (Cambridge : At The University Press,1971)、『国際金本位制とロンドン金融市場』(法政大学出版局、1980年)、The Origins of International Banking in Asia: the Nineteenth and Twentieth Centuries (Oxford: Oxford University Press, 2012, co-edited with T. Suzuki and R. C. Michie)ほか。

鈴木俊夫(すずき としお) 〔第3章、第4章、第7章〕
帝京大学経済学部教授、東北大学名誉教授。
1971年慶應義塾大学商学部卒業、同大学大学院商学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学、1991年ロンドン大学(London School of Economics and Political Science)大学院経済史研究科博士課程修了、Ph.D. (econ.)。1980年中京大学商学部専任講師、同助教授、同大学経営学部助教授、同教授、東北大学大学院経済学研究科教授を経て現職。専門は英国経済史・経営史、国際銀行史。
主要業績に、Japanese Government Loan Issues on the London Capital Market 1870−1913 (London: Athlone Press,1994)、『金融恐慌とイギリス銀行業――1866年のガーニィ商会の経営破綻』(日本経済評論社、1998年)、The Origins of International Banking in Asia: the Nineteenth and Twentieth Centuries (Oxford: Oxford University Press, 2012, co-edited with S. Nishimura and R. C. Michie)ほか。

赤川元章(あかがわ もとあき) 〔第15章〕
慶應義塾大学名誉教授、千葉商科大学大学院客員教授。
1965年慶應義塾大学商学部卒業、同大学大学院商学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。博士(商学)。1970年慶應義塾大学商学部助手、同助教授、1978年銀行史研究所(フランクフルト)訪問研究員、1985年慶應義塾大学商学部教授、2001年ケルン大学経営経済学部客員教授、2007年帝京大学経済学部教授を経て現職。専門はドイツ金融史、証券経済論、移行期経済論(中国・東欧)、社会経済学。
主要業績に、『ドイツ金融資本と世界市場』(慶應義塾大学商学会商学研究叢書18、慶應義塾大学出版会、1994年)(慶應義塾賞)、『東アジア経済研究のフロンティア』(編著、慶應義塾大学出版会、2004年)、「ヒルファーディングの経済学方法論(T)(U)(V)」『三田商学研究』21巻2・3号、22巻1号(1978、79年)、「チェコスロバキアにおけるバウチャー方式民営化の構造と問題点」『三田商学研究』47巻3号(2004年)ほか。

【執筆者】
菅原歩(すがわら あゆむ) 〔第2章、第6章〕
東北大学大学院経済学研究科准教授。
1996年京都大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。博士(経済学)。2003年日本学術振興会特別研究員、2004年東北大学大学院経済学研究科助教授を経て現職。専門はグローバル経営史。
主要業績に、「イギリス対外投資におけるカナダの位置」『社会経済史学』66巻5号(2001年)、「N・M・ロスチャイルド商会の鉱業投資(1952−1960年)『経営史学』36巻1号(2001年)、「リオ・ティント社の対カナダ投資、1952−1956年」『経営史学』42巻2号(2007年)ほか。

西村雄志(にしむら たけし) 〔第5章、第17章〕
関西大学経済学部准教授。
1998年大阪府立大学経済学部卒業、大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、同博士後期課程修了。博士(経済学)。2005年松山大学経済学部専任講師、同准教授を経て現職。専門は近代アジア経済史。
主要業績に、「20世紀初頭のインドにおける銀流通」『社会経済史学』68巻6号(2003年)、「20世紀初頭の海峡植民地における通貨制度の展開」『歴史と経済(旧・土地制度史学)』188号(2005年)、『帝国とアジア・ネットワーク――長期の19世紀』(共著、世界思想社、2009年)ほか。

蕭文嫻(しう まんはん) 〔第8章補論、第9章〕
大阪経済大学日本経済史研究所研究員、同大学非常勤講師。
1990年京都大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。博士(経済学)。1998年大阪経済大学経済学部非常勤講師、2007年同大学日本経済史研究所研究員。専門は中国金融史。
主要業績に、「清末上海における事業投資とその資金調達――ゴム株式恐慌(一九一〇年)に至る過程」『社会経済史学』63巻5号(1998年)、「中国幣制改革と香港上海銀行」『経済史研究』12号(2009年)、「横浜正金銀行上海支店(1900−13年)――香港上海銀行・チャータード銀行との比較を通じて」『経済史研究』14号(2011年)、「外国銀行と中国の現地経済(1913−37年)――チャータード銀行上海支店の業務を中心に」『大阪経大論集』64巻3号(2013年)ほか。

北林雅志(きたばやし まさし) 〔第10章、第12章、第14章〕
札幌学院大学経営学部教授。
1974年同志社大学経済学部卒業、中央大学大学院商学研究科修士課程修了、中央大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1984年北海学園北見女子短期大学専任講師、札幌学院大学商学部助教授を経て現職。専門は金融論。
主要業績に、「イギリス植民地銀行の対銀価下落政策」『経営史学』26巻4号(1992年)、「創設期のイギリス植民地銀行と改革者達」『経済学論叢』48巻4号(1997年)、「19世紀後半アジアにおけるイギリス植民地銀行の支店活動」『札幌学院商経論集』18巻2号(2001年)、『金融サービス企業のグローバル戦略』(共著、中央経済社、2005年)、「19世紀後半におけるチャータード銀行の本支店勘定」『札幌学院大学経営論集』2号(2010年)ほか。

矢後和彦(やご かずひこ) 〔第16章〕
早稲田大学商学学術院教授。
1984年横浜国立大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科修士課程修了、東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学、1996年パリ第十大学大学院博士課程修了、Docteur en histoire。1992年東京大学経済学部助手、東京都立大学経済学部講師、同助教授、同教授、首都大学東京経営学系教授を経て現職。専門は国際金融史、フランス経済史。
主要業績に、『フランスにおける公的金融と大衆貯蓄――預金供託金庫と貯蓄金庫 1816−1944』(東京大学出版会、1999年)、『国際金融史』(共編著、有斐閣、2007年)、『国際決済銀行の20世紀』(蒼天社出版、2010年)、Financial History of the Bank for International Settlements (London: Routledge,2013)ほか。

定価55,000円 (本体:50,000円)
在庫あり

【次の書店でも購入可能です。】
紀伊国屋 ビーケーワン
楽天ブックス セブンネットショッピング
本屋クラブ e-hon
TSUTAYA amazon
HMV&Books
ページトップへ
Copyright (C)2004-2021 Keio University Press Inc. All rights reserved.