貴重書デジタルアーカイブの実践技法
HUMIプロジェクトの実例に学ぶ
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貴重書のデジタル化の技術を分かりやすく解説。 ▼貴重書デジタルアーカイブに関する研究やデジタル化の実践、書物学研究の成果をまとめる。 ▼デジタル画像に関する基礎知識から独自の撮影手法・画像制作まで、多数の図版や資料を用いて分かりやすく解説。
本書は、日本図書館協会選定図書です。
まえがき 第1章 HUMIプロジェクトについて 第2章 デジタル画像について 第3章 貴重書のデジタル画像とデジタルファクシミリ 第4章 デジタル画像の入力機器について 第5章 貴重書デジタル画像の入力方式 第6章 HUMIプロジェクトの貴重書撮影手法 (1) 第7章 HUMIプロジェクトの貴重書撮影手法 (2) 第8章 海外図書館との貴重書デジタル ……
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樫村雅章(かしむら まさあき) 1965年神奈川県生まれ。1990年慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程修了。1997年慶應義塾大学HUMIプロジェクト研究員。その後、2000年慶應義塾大学附属研究所斯道文庫助手、2004年慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構助教授、2006年慶應義塾新教育組織創造支援室長付の傍ら、HUMIプロジェクトのテクニカル・ディレクター兼マネージャーとして、貴重書撮影手法の開発や、欧米の図書館との数々の貴重書デジタル化協同プロジェクトを推進。グーテンベルク聖書をはじめとする、世界的な貴重書のデジタル化に従事してきた。本書のもととなった「情報の科学と技術」誌への論文連載で、第32回情報科学技術協会賞研究発表賞を受賞。
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