「日本人」と「日本的経営」の変容を描く! ▼社会・企業文化の3層構造を示してハイブリッド型文化移転モデルを展開、日韓比較も交えグローバル社会における日本企業の変容をその底辺から探る。社会学・宗教学・心理学など学際的知見を導入した、新たな「日本企業論」の誕生!
序 章
第1部 組織文化論の諸相 第1章 組織文化の定義と機能 はじめに 1 組織文化とは何か 2 組織文化の機能 おわりに
第2章 組織文化の分類 はじめに 1 組織文化による企業分類 2 組織文化の形成過程 3 組織文化の形成要員 4 組織文化の分類項目 おわりに
第3章 情報システムと組織文化 はじめに 1 情報システムと企業分類 2 実証分析 おわりに
第1部の結論 ……
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佐藤 和(さとう やまと) 慶應義塾大学商学部教授。 1963年神奈川県に生まれる。慶應義塾中等部から慶應義塾高等学校を経て1986年慶應義塾大学商学部を卒業。株式会社三菱総合研究所 経済・経営部門にて経営コンサルティング業務に携わる。1991年より慶應義塾大学大学院 商学研究科修士課程、1996年同博士課程修了。1993年より慶應義塾大学商学部助手、1998年専任講師。カリフォルニア大学バークレー校 東アジア研究所 日本研究センター客員研究員(1999−2001)。2002年助教授(2007年准教授)を経て、2008年より現職。 専攻:計量経営学・組織文化論・比較経営学 主要業績に『ハイブリッド・キャピタリズム −東アジアの「和魂洋才」型発展−』(共著)慶應義塾大学出版会、1997、「企業経営における意思決定支援のあり方」(共著)『三菱総合研究所所報』1987、「エキスパート・システムによる企業評価モデル」清水龍瑩編著『エキスパート・システムによる最新企業評価論』千倉書房、1993、「戦略的情報システム試論」『三田商学研究』1993、「多次元尺度構成法の経営学への適用可能性」『三田商学研究』1994、「ニューメディアの属性空間とメディア・リッチネス」(共著)『法政大学産業情報センター紀要』1995、「台湾企業の環境解釈」(共著)『法政大学産業情報センター紀要』1996、「情報処理特性の日台比較」(共著)『オフィス・オートメーション』1996、「文化移転における『ハイブリッド・モデル』」『三田商学研究』1998、「ハイブリッドとしての日本文化」『三田商学研究』2002、「韓国企業家精神の類型化に関する研究」(共著)『三田商学研究』2004、「韓国企業経営に関する定量的分析の試み」『三田商学研究』2005、「信頼と共同体の復権」『三田商学研究』2007などがある。
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