グローバル化時代に活躍する人事スペシャリストを目指す人のための本格テキスト。ビジネススクールで学ぶ人材マネジメントの専門マスターコースがこれ一冊で理解できる画期的な書。人事の全体戦略や個別人事制度のシステム設計と運用に関する分野から、労働組合や労使協議会など集団的な労使関係に関する分野、人事管理に関する法律分野、さらにこれらの前提となる人間理解のための組織行動分野、セレクションやアプレイザルなどで用いる数多くの技法に関する知識まで、人事担当者に求められる知識・スキルを範囲は広く紹介する。
労働の科学 2006年5月号(61巻5号)「Books(63頁)」で紹介されました。 日本経団連タイムス 2006年2月9日「新刊紹介」で紹介されました。 日本経済新聞 2005年12月4日 朝刊で紹介されました。
第0章 ビジネススクールにおけるHRMスペシャリスト・マスターコースとは 0.1 イギリスのビジネススクールのコース構造 0.2 HRMの専門修士号コース 第T部 戦略的HRM:業績を向上させるHRMとは何か 第1章 HRMのコンセプト開発:新たなPeople Managementのアプローチ 1.1 HRM登場の背景 1.2 ミシガンモデル 1.3 ハーバードモデル 1.4 Guestの研究 1.5 HRMが含む2つの側面:ソフトバージョン ……
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須田敏子(すだとしこ) 青山学院大学経営学部卒業。1986年日本能率協会で広報、月刊誌『人材教育』編集に携わる。1990年日本能率協会マネジメントセンター設立に伴い同社に転籍、93〜97年『人材教育』編集長。1997年英国国立リーズ大学大学院修士課程入学、98年修士号(MA in Human Resource Management)を取得。1999年英国国立バース大学(University of Bath) より奨学金を受け大学院博士課程入学、2003年同大学にてPh.D.取得。2004年京都産業大学経営学部専任講師、2005年より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科助教授。 主要著書 『人事・教育白書』(共著、1997年)、『日本型賃金制度の行方――日英の比較で探る職務・人・市場』(2004年、KUP)。
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