哲学、言語学、西洋古典学、イスラーム哲学等の専門家による学際的研究の成果。『西洋精神史における言語観の諸相』に続く第二論集です。 様々な視点を相互利用して、西洋の言語観の変遷を比較思想史的文脈で捉え直しています。
はじめに 松田隆美
記述について 飯田隆
意味、真理条件、認知 西山佑二
人に具わる知識の種子 プラトンの問題に対するチョムスキーの試み 北原久嗣
ホメ−ロスの言葉と詩人たちの解釈 II 三つのハパクス・レゴメナ 高橋通男
「若きの花」の変容 Pindaros Pyth. ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
松田隆美 1958年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。 専攻は、中世英文学、思想史。
飯田隆 1948年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。 専攻は、哲学。
西山佑司 1943年生まれ。現在、慶應義塾大学言語文化研究所教授。 専攻は、意味論・語用論・言語哲学。
北原久嗣 1965年生まれ。現在、慶應義塾大学言語文化研究所助教授。専攻は、理論言語学。
高橋通男 1940年生まれ。現在、慶應義塾大学言語文化研究所教授。 専攻は、西洋古典学。
西村太良 1949年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。 専攻は、西洋古典学。
堀江聡 1958年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。 専攻は、古代ギリシア、イスラ−ム、西欧中世の新プラトン主義哲学。
中川純男 1948年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。 専攻は、西洋古代・中世哲学
岩波敦子 1962年生まれ。現在、慶應義塾大学理工学部助教授。 専攻は、ヨーロッパ中世史。
齋藤慶典 1957年生まれ。現在、慶應義塾大学文学部教授。 専攻は、現象学、西洋近・現代哲学。
勝又直也 1970年生まれ。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科助教授。専攻は、中世ヘブライ文学。
野元晋 1961年生まれ。現在、慶應義塾大学言語文化研究所助教授。専攻は、イスラーム思想史。
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