危機対応のエフィカシー・マネジメント
「チーム効力感」がカギを握る
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▼「トップダウン」神話に挑む!フラット化が進む企業組織において,トップダウン型の危機管理が本当に有効なのか?本書は、「地下鉄サリン事件」直後の聖路加国際病院、「阪神・淡路大震災」後の復興に挑む住友電気工業、「操縦不能」に陥ったユナイテッド航空232便を取り上げ、当事者へのインタビューや詳細な資料の分析を通して、「そこで何が起こったのか」「彼らがいかに行動したのか」を描写する。 ▼そして、「自律行動者」「チーム効力感」「フィードバックサイクル」などのキーワードをもとに、新たなリスク・マネジメントの理論方法を提言する。リスクに挑むビジネスマン必読の書!

第1章 危機とは何か 第2章 「危機管理」的発想の限界 第3章 新たな枠組み 第4章 事例1 聖路加国際病院 第5章 事例2 住友電気工業株式会社 第6章 事例3 ユナイテッド航空232便 第7章 危機対応への組織マネジメント
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1987年立教大学経済学部卒 E.F.Hutton証券会社、モルガン・スタンレー証券会社東京支店を経て1992年Thunderbird国際経営大学院修了、国際経営学修士。1996年慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了経営学修士、2002年慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了経営学博士。 成蹊大学、玉川大学非常勤講師を経て現在、高千穂大学経営学部専任講師。
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