東京六大学野球リーグ75年のエピソードとユニークな人物列伝を、毎日新聞野球担当記者として長年取材しつづけた著者(慶大野球部OB)が、軽妙なタッチで紹介する、野球ファン待望のエッセイ集。日本図書館協会選定図書。江川卓、高橋由伸、田淵幸一、長島茂雄、仁志敏久、広岡達朗、藤田元司、星野仙一、山本浩二など多数掲載。
第1部 天才、豪傑、怪物列伝 史上最高の打者、宮武三郎 和製ベーブ、山下実 大沢親分 長嶋の六大学デビュー “なんとかせい”の明大島岡監督 小泉信三先生の始球式 泣き出したエース(小宮山悟) 赤門の豪傑(下島忍) “二冠”でキャスターの夢を・・・・・・(青島健太) 剛球ナンバー・ワン(江川卓) 早稲田の“那須与一”(小阪俊彦) 小さな巧投手(山中正竹) 天才スラッガー別当薫 韋駄天、田 ……
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1924年生まれ。旧制灘中学から慶應義塾大学へ進み、野球部選手として活躍。1948年法学部政治学科卒業。毎日新聞社に入社後、運動部記者(野球担当)として健筆をふるう。現在、毎日新聞社名誉職員、東京六大学公式記録員、日本アマチュア野球規則委員、日本野球連盟参与。 著書に『不滅の高校野球』『やあこれは便利だ!甲子園』『選抜高校野球物語』『早慶戦90年』(以上、ベースボールマガジン社)など、編著に『慶應義塾野球部百年史』。
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