視覚で理解する画期的論理学テキスト、ついに翻訳刊行。 ▼ゲーム感覚で学べる、スタンフォード大学 CSLI 論理学テキスト Language, Proof and Logic の翻訳書。付属のCD-ROM(Tarski's World)は1997年Educom Medalを受賞しています。 ▼テキストは、初歩の命題論理からゲーデルの不完全性定理に至るまで、幅広く説明され、Tarski's Worldで、立体図形を感覚的に操作しながら、論理学の基本概念を学びます。 ▼膨大な数の練習問題を収録し、その解答はインターネットを利用して自動的に採点されます。
【ご注意】 当書籍の付属CDは、WindowsXP環境のみで動作致します。 Windows7をはじめ、WindowsXPよりも新しい、あるいは古いOSでの動作は 保証致しませんので、ご注意ください。
詳細な目次はこちらから日本語版訳者による序言 謝辞 序論 第I 部 命題論理第1 章 原子文 第2 章 原子文の論理 第3 章 ブール結合子 第4 章 ブール結合子の論理 第5 章 ブール論理の証明方法 第6 章 形式的証明とブール論理 第7 章 条件文 第8 章 条 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 ジョン・バーワイズ(Jon Barwise ) 論理学の世界的権威。スタンフォード大学Ph.D. (1967)。イェール大学,ウィスコンシン大学で教鞭を執った後、スタンフォード大学言語情報センター(CSLI: Center for the Study of Language and Information)の初代所長を務める。1990年にはインディアナ大学に迎えられた。研究分野は数学から言語学まで非常に幅広く、数学基礎論や状況理論・状況意味論に関する業績が大きい。主な著作にThe Situation in Logic(1988)、The Liar: An Essay in Truth and Circularity(共著、1988)、Situations and Attitudes(共著,1983)など。2000年5月逝去。
ジョン・エチメンディ(John Etchemendy) スタンフォード大学副学長。2000年より現職。1990〜1993年スタンフォード大学言語情報センター(CSLI: Center for the Study of Language and Information)の所長を務め,現在は同センターの上席研究員でもある。スタンフォード大学Ph.D. (1982)。 専門は論理学(言語,論理,意味論など)。主な著作にThe Concept of Logical Consequence(1990、1999)、The Liar: An Essay in Truth and Circularity(共著、1988)など。
【訳者】 大沢秀介(おおさわ ひですけ) 1950年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部人文専攻卒、早稲田大学大学院修士課程修了・博士課程単位取得退学。現在、,愛知教育大学教育学部教授。 専門は哲学。共著書に『心の科学と哲学』(戸田山和久・柴田正良・服部裕幸・美濃正編)昭和堂、『シリーズ心の哲学T人間編』(信原幸弘編)勁草書房など、論文に「外在主義と自己知」愛知教育大学研究報告第50輯、「アブダクションの論理としてのプラグマティズム」理想669号など。
白旗 優(しらはた まさる) 1961年、神奈川県生まれ。京都大学文学部哲学科卒、スタンフォード大学哲学科Ph. D。現在、慶應義塾大学商学部助教授。 専門は論理学および数学基礎論。共著書に『ゲーデルと20世紀の論理学』第3巻(田中一之編、東京大学出版会)、共訳書に『数学の基礎をめぐる論争』(田中一之編・監訳、シュプリンガー・フェアラーク東京)、論文に“A linear conservative extension of Zermelo-Fraenkel set theory”(Studia Logica, 56)、「特性配置陳述と個物の問題」(関西哲学会『アルケー』10号)など。
中川 大(なかがわ はじめ) 1961年、北海道生まれ。北海道大学文学部哲学科卒、北海道大学大学院修士課程修了・博 士課程単位取得退学。現在、北海道教育大学教育学部札幌校助教授。 専門は哲学。共著書に『言語哲学を学ぶ人のために』(野本和幸・山田友幸編、世界思想社)、『ウィトゲンシュタインの知88』(野家啓一編、新書館)など、共訳書に『フレーゲ著作集』(野本和幸他編、勁草書房)、『リーディングス数学の哲学』(飯田隆編,勁草書房)など、論文に「マイノング学派におけるラッセルのパラドクス」(『科学哲学』36巻2号)、「フレーゲ的記号法とルイス・キャロルのパラドクス」(北海道哲学会『哲学年報』49号)など。
中戸川孝治(なかとがわ こうじ) 1951年、大阪生まれ。東京教育大学文学部哲学科卒、カリフォルニア大学バークレー理学修士(数学)、筑波大学博士(文学)。現在、北海道大学大学院文学研究科教授。 専門は論理学、哲学。共著書に『哲学思索と現実の世界(永井博還暦記念論文集)』(工藤喜作、斎藤博、澤口昭聿、米沢克夫編集、創文社)、『AI事典』(土屋俊、中島秀之他編集、共立出版)など、論文に「投票ゲームと可測基数」(『科学基礎論研究』16号)など、共著論文に“Sequent Systems for Classical and Intuitionistic Substructural Modal Logics” (Proceeding s of the 7th and 8th Asian Logic Conferences, ed.by R.Downey, M.Yasugi, and Others, World Scientific Press.)など。
橋本康二(はしもと こうじ) 1962年,福岡県生まれ。京都大学文学部哲学科卒、マサチューセッツ工科大学理学修士、京都大学博士(文学)。現在、筑波大学人文社会科学研究科助教授。 専門は哲学。訳書にF. P.ラムジー『ラムジー哲学論文集』(共訳・勁草書房)、論文に「原子命題論理とそのメタ論理学―女の理由のすべて―」(『筑波哲学』13号)など。
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