遠藤周作、没後10年。 30年間師弟として親しく交わった著者が書き下ろした遠藤周作の初の本格的評伝。 誕生から死の瞬間まで――。未公開新資料を交えて、丹念に描かれる遠藤周作の世界。
没後15年「遠藤周作展」 2011年4月23日〜6月5日 県立神奈川近代文学館で開催
彼の生涯と文学を日記、書簡、原稿などの肉筆資料でたどるとともに、 混迷する21世紀を生きる私たちへ、時代を超え遠藤が投げかける メッセージの意味を改めて問います。ぜひご来場ください。
●開催概要はコチラ | ●催しはコチラ
開催記念朗読会「遠藤周作『侍』を読む」に参加して〜当日の様子を掲載しました。
みすず 2007年1-2月号「2006年読書アンケート」(33頁)で紹介されました。 西日本新聞 2007年1月28日「書評欄」で紹介されました。 信徒の友 2007年2月号「新刊案内」(91頁)で紹介されました。 毎日新聞 2006年12月22日夕刊(10面)で紹介されました。 図書新聞 2006年12月16日号(第2802号)で紹介されました。 週刊読書人 2006年12月15日号(第2667号) 「アンケート特集 2006年の収穫」で紹介されました。 週刊朝日 2006年12月8日号 「話題の新刊紹介」欄(100頁)で紹介されました。 長崎新聞 2006年12月6日「文化」欄で紹介されました。 夕刊フジ 2006年11月15日 「かねやん ぐうたら読書」欄で紹介されました。 週刊読書人 2006年11月13日 「文学芸術」欄で紹介されました。 神奈川新聞 2006年11月5日 「書評」欄で紹介されました。 北日本新聞・福井新聞 2006年10月15日 「書評」欄で紹介されました。
序 章 女運 第一章 母と息子 大連 第二章 劣等生 神戸・西宮 第三章 契約と裏切り 第四章 仁川・経堂 第五章 リヨン留学 『作家の日記』から 第六章 フランソワーズ 断 章 五十八歳・郁 もう一枚の写真 第七章 秘密 『沈黙』とフランソワーズ 第八章 狐狸庵顚末 『侍』へ 第九章 宗教的情熱、または老いの祈り 『スキャンダル』 第十章 最後の長篇まで ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
加藤宗哉(かとう むねや) 作家。1945年生れ。慶應義塾大学経済学部卒。慶應義塾大学文学部非常勤講師、東京工芸大学芸術学部非常勤講師。1997年より「三田文学」編集長。学生時代、遠藤周作編集の「三田文学」に参加、同誌に載った小説が「新潮」に転載され、作家活動に入る。著書に、『モーツァルトの妻』(PHP文庫、1998年)、『遠藤周作おどけと哀しみ――わが師との三十年』(文藝春秋、1999年)、『愛の錯覚 恋の誤り――ラ・ロシュフコオ「箴言」からの87章』(グラフ社、2002年)ほか。
|