考古学の新たな研究領域として多くの可能性を秘めている、近現代考古学を紹介する。
一 近現代考古学の現状 二 なぜ近現代考古学が必要なのか 三 近現代を考古学するということ 四 発掘された近現代生活 1 幕末〜明治の西洋遺物 2 漁村の文明開化 3 地方都市の生活 4 軍隊の日常生活 5 高度経済成長期のくらし 五 モノ研究としての近現代考古学 1 生活財研究と近現代考古学 2 遺物の組成と使用期間 六 近現代考古学のすすめ
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慶應義塾大学文学部助教授。1988年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。慶應義塾藤沢校地埋蔵文化財調査室主任調査員、慶應義塾文学部非常勤講師を経て1999年より現職。
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