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The Cambrige Gazette


グローバル時代における知的武者修行を目指す若人に贈る
栗原航海(後悔)日誌@Harvard

『ケンブリッジ・ガゼット:Lessons Learned』

第4号(2006年9月)
 
 

4. 編集後記

 2003年6月から3年間発行したThe Cambridge Gazetteの後継版第4号の本文は以上です。旧版昨年12月号の最後に、10月21日、トラファルガー海戦が200周年を迎えたことを書きました。その日、もう一つのことに私は気を取られていました。それは5年に一度開催されるショパン国際コンクールの結果発表でした。皆様ご承知の通り、1位がショパンの母国、ポーランドのラファウ・ブレハッチ氏、2位空席で、3位が韓国のイム・ドンヒョク(Lim Dong-Hyek/※※※)氏及びイム・ドンミン(Lim Dong-Min/※※※)氏、4位が日本の関本昌平氏及び山本貴志氏、5位空席で、6位が香港のカ・リン・コリーン・リー(李嘉齢)女史でした。5年前の2000年は、重慶出身の中国人が2人入賞し、リ・ユンディ(李云迪/李雲迪)氏が1位でチェン・サ(※※/陳薩)女史が4位、そして日本の佐藤美香女史が6位でした。この結果を見ましても、「芸術の世界」において東アジアの素晴らしさは誰もが認めるところです。今後の課題は、芸術だけでなく、知識、経済、そして政治の世界でも、東アジアが自身の素晴らしさを世界の人々に示してゆくことだと思います。

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著者プロフィール:栗原潤 (くりはら・じゅん)
ハーバード大学ケネディスクール[行政大学院]シニア・フェロー[上席研究員]
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