Web Only
ウェブでしか読めない
 
オリジナル連載

ケンブリッジ・ガゼット
ハーバード大学政治経済情報 栗原報告

はじめに
★新連載 栗原航海(後悔)日誌@Harvard ケンブリッジ・ガゼット:Lessons Learnedはこちらから

 

■ 目次 ■



第26号(July 2005)

第27号(August 2005)
(PDFファイル)

第28号(September2005)
(PDFファイル)

第29号(October 2005)
(PDFファイル)

第30号(November 2005)
(PDFファイル)

第31号(December 2005)
(PDFファイル)

第32号(January 2006)
(PDFファイル)

第33号(February 2006)
(PDFファイル)

第34号(March 2006)
(PDFファイル)

第35号(April 2006)
(PDFファイル)

第36号(May 2006)

最終号
(PDFファイル)

 

 

はじめに 栗原潤 (ハーバード大学ケネディスクール[行政学大学院]シニア・フェロー[上席研究員])著  『ケンブリッジ・ガゼット』は、過去2年間に執筆された内容を再構成し、 加筆・修正のうえ、『日本の知識戦略――ハーバードでの経験から』 として、昨年11月に刊行されました。

 


編集者より

「ボストンは不思議さと魅力とが溢れる街である。ここはワシントンのような政治の中心地でもないし、ニューヨーク、シカゴ、ロサンジェルス等、ビジネスの巨大な集積地でもない。また、その魅力の理由は単に、ファウンディング・ファーザーズが建国のためにペンと剣とを持った地であるからではない。ここは、1636年に創設されたハーバード大学をはじめ、マサチューセッツ工科大学(MIT)、タフツ大学、ボストン大学、バブソン・カレッジ等に集まる、様々なバックグラウンドを持った優秀な「ヒト」と接する機会が山積みになった土地である。また、そうした「ヒト」が携えている「情報」や「知性」に接する機会を無尽蔵に提供してくれる街でもある・・・・・・。」

 

2003年5月、一人の日本人研究者が、ボストン市の川向かい、ケンブリッジ市にあるハーバード大学ケネディ・スクールに移ってきました。同スクール唯一の日本人シニアフェロー・栗原潤氏の新たな研究生活が、ここから始まります。  同校で、栗原氏は「研究者・企業家・政治家・官僚といった垣根を越えて優れた知性の持ち主たちが集まり、議論し、新たな知見を生み出し、それが個々人相互はもちろん、米国の企業、社会、国家をも変革していく過程――米国のダイナミックな知識戦略形成過程――」を間近に観察してきました。そして、その「感動や驚きを(反面では危機感をも)日本の皆さんに伝えたい」という思いから生まれたのが、この『ケンブリッジ・ガゼット(The Cambridge Gazette)』です。  『ガゼット』には、ハーバード大学を主な舞台に、日米中関係のカンファレンスや同校研究者による最新レポートの内容、ワシントンをはじめとする米国の政治経済動向、文化交流、さらには美食家を自負する著者のグルメ・エピソード等々が、生き生きと紹介されています。

 

当社では、この『ガゼット』をもとにした『日本の知識戦略―ハーバードでの経験から』刊行 (2005年11月刊行)を機に、栗原氏より『ガゼット』バックナンバーの転載許可をいただき、当社ホームページを通して皆さまにご紹介致します。

 

21世紀は、「知」が競争力の源泉となる時代だと言われます。本誌をご覧になって、「日本の企業が、国家が、そしてもちろん、私たち一人一人が、『知的誠実さ』と『知的強靭さ』を基盤とする『知識戦略』を構築しなければならない」という著者のメッセージを、また日本の若い方々への温かいエールを、感じ取っていただければ幸いです。

 

 
著者プロフィール:栗原潤 (くりはら・じゅん)
ハーバード大学ケネディスクール[行政学大学院]シニア・フェロー[上席研究員]
 

他ジャンル

ページトップへ
Copyright © 2004-2005 Keio University Press Inc. All rights reserved.