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生誕100年「井筒俊彦全集」全12巻・別巻に関するご案内

若松英輔 〈13回〉 連続講演 「日本精神史を探究する」
●お知らせ
2013.12.03 MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店で「井筒俊彦とエラノス精神」ー第2回 若松英輔さんと、鏡リュウジさんとのトークイベントを開催しました。第3回は2014年2月開催予定です
『井筒俊彦全集』を記念した若松英輔さんトークイベント、井筒俊彦とエラノス精神ー第1回「深層意識の彼方 ―ユングと井筒俊彦」がMARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店で開催されました。 【当日の様子】

第2回は「エラノス会議と井筒俊彦」をテーマに若松英輔さんと、鏡リュウジさんとのトークイベントを開催しました。【当日の様子】
 
 
2013.6.03

生誕100年「井筒俊彦全集」 全12巻・別巻に関するご案内

「刊行にあたって」、「井筒俊彦の生涯」、「各巻紹介」、
「全集の特徴」、「推薦のことば」などをご案内しています。
ぜひご覧ください。

 
 
2013.5.26 第5回は6月27日に「啓示と預言―柳宗悦・小林秀雄・井筒俊彦・諸井慶徳」をテーマに開催します。  
2013.4.27 第4回は5月23日に「詩と哲学」をテーマに開催します。  
2013.4.1 第3回は4月25日に「美と実在」をテーマに開催します。  
2013.3.1 第2回は3月28日に「精神と霊性」をテーマに開催します。  
2013.2.28 2月28日のイベントの様子をFacebookに掲載しました。  
2013.2.28 【後半】地下水脈としての近代日本精神史 第一回 「正統と異端―中野重治・山崎弁栄・内村鑑三」が代官山蔦屋書店にて2/28に開催されました。  
         
講演を形づくるコンセプト
 

気鋭の批評家・若松英輔が、
独自の近代日本精神史論を、全13回にわたって
代官山 蔦屋書店にて展開!

 
  主宰:慶應義塾大学出版会・トランスビュー      
         
 

前半<井筒俊彦 「存在はコトバである」>は、井筒俊彦の哲学的重要概念(キー・ターム)を読み解き、空海や同時代哲学者たちとの「対話」を実現します。

後半<地下水脈としての近代日本精神史>は、さらにダイナミックに、宗教、哲学、文学、芸術にまで枠組みを広げ、近代日本精神史の隠された水脈を掘り起こします。

前半、後半二部構成の連続講演会です。ぜひご参加ください。

*恐れ入りますが、本講演の録音・録画はお断り申し上げます。

     
         
   
   
 

【後半】地下水脈としての近代日本精神史 第一回(通し八回目)
「正統と異端―中野重治・山崎弁栄・内村鑑三」が代官山蔦屋書店にて2/28に開催されました。
今回取り上げられたのは、山崎弁栄・内村鑑三・清沢満之・中野重治など、充実した内容でした。

当日の様子はコチラにも掲載しました。ぜひご覧ください。

 

 
   
     
 

今回のテーマにそった関連書籍を充実しご用意いただきました。
若松英輔氏の企画棚もございます。
2013年2月からは、後半「地下水脈としての近代日本精神史」が始まりました。
イベントについては順次ご紹介して参ります!

 
       
開催概要・参加方法
         
 
▼開催日
 

2013年2月からは、後半「地下水脈としての近代日本精神史」が始まりました。
順次ご紹介して参ります!

次回のご案内
6月27日
「第5回 啓示と預言―柳宗悦・小林秀雄・井筒俊彦・諸井慶徳」

ご期待ください。

 

▼会場

代官山 蔦屋書店 1号館(場所はサイトにてご確認ください)  
代官山 蔦屋書店 | 代官山DAIKANYAMA T-SITE はこちら  
フロアマップはこちら  
   

▼参加方法

お申し込みについては、こちらをご覧ください。

 
問い合わせ先:代官山 蔦屋書店
・電話番号:03-3770-2525
・営業時間:1F:朝7時〜深夜2時、2F:朝9時〜深夜2時
・定休日 :なし
 
     
         
講演者紹介
 

若松英輔

 

(わかまつ えいすけ)

 

 

 

 
  1968年生まれ。批評家。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
「越知保夫とその時代」(『三田文学』、2007年)で三田文学新人賞評論部門当選。
初の本格的井筒俊彦論『井筒俊彦 叡知の哲学』(慶應義塾大学出版会、2011年)を発表。
その他の作品として、『神秘の夜の旅』『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(どちらもトランスビュー)がある。
  若松英輔  
         
前半(全7回)
 

井筒俊彦 「存在はコトバである」

 
         
 

 本講座は、「存在はコトバである」 ――この有名な命題に秘められた、井筒俊彦の「叡知」の哲学に触れようとする試みである。また、若松氏のもう一人の原点・小林秀雄に始まり、白川静、空海、西田幾多郎、鈴木大拙といった批評家、宗教者、哲学者たちを各回で取り上げ、彼らが井筒哲学に接近する瞬間を読者と共に読み解いてゆく。

     
         
 

●「詩と哲学」
 第一回 私の原点―井筒俊彦と小林秀雄(1) 終了
 第二回 井筒俊彦と小林秀雄(2) 終了
●「コトバの神秘哲学」
 第三回 井筒俊彦と白川静 終了
 第四回 井筒俊彦と空海 終了
●「宗教と叡知」
 第五回 井筒俊彦と柳宗悦 終了
 第六回 井筒俊彦と鈴木大拙/西田幾多郎 終了
 第七回 聖夜の詩学―ディケンズ・内村鑑三・太宰治(併せて前半のまとめ) 終了

*恐れ入りますが、本講演の録音・録画はお断り申し上げます。

       
後半(全6回)
 

地下水脈としての近代日本精神史

 
         
 

 宗教、哲学、文学、芸術にまで枠組みを広げ、いくつかの鍵言語(キーターム)を軸に近代日本の精神史を地下水脈から論じる。
 仏教、中国神秘思想(儒教・道教)、キリスト教神秘主義、イスラーム、ときにユダヤ神秘思想との交差と摂取が日本でどう行われたかを論じる。

 本論の代表的人物としては、山崎弁栄、内村鑑三、岡倉天心、夏目漱石、西田幾多郎、鈴木大拙、岩下壯一、北村透谷、九鬼周造、柳宗悦、田辺元、正宗白鳥、川端康成、小林秀雄、中原中也、吉満義彦、東山魁夷、上原専禄、白川静、吉本隆明、井筒俊彦、諸井慶徳、神谷美恵子、舟越保武、須賀敦子などの宗教者、哲学者、作家、批評家、詩人、画家、彫刻家の軌跡を追いながら、近代日本精神史を刷新しようとする試みである。

     
         
 

第1回:正統と異端 2月28日(木) 終了

第2回:精神と霊性 3月28 日(木) 終了

第3回:美と実在 4月25日(木) 終了

第4回:詩と哲学 5月23日(木) 終了

第5回:啓示と預言 6月27日(木) まもなく!

第6回:時と時間 7月25日(木)

 

     
 

※テーマ、開催日は変更される場合があります。その際は代官山蔦屋書店のホームページでお知らせします。

 
         
テーマとなる井筒俊彦について
 

井筒俊彦とは?

 

The Izutsu Library Series on
Oriental Philosophy 4 The Structure of Oriental Philosophy: Collected Papers of the Eranos Conference vol. II

 
       
 

1914年生まれ。1931年、慶應義塾大学経済学部予科に入学。のち、西脇順三郎が教鞭をとる英文科へ転進。
1937年、慶應義塾大学文学を卒業し、同大学文学部英文科の助手となる。1950年、同大学文学部助教授を経て、
1954年、同大学文学部教授に就任。1969年、カナダのマギル大学の教授、1975年、イラン王立哲学研究所教授を歴任。
1979年、イラン革命のためテヘランを去り、その後は研究の場を日本に移した。
1967年から1982年にかけては、鈴木大拙に次ぐ二人目の日本人として、カール・グスタフ・ユングやルドルフ・オットーら主催の「エラノス会議」で数多くの講演を行った。
主な著訳書は『意識と本質』(岩波書店、1983年)、『コーラン』(翻訳、上中下、岩波文庫、1957‐58年)など多数。
『井筒俊彦著作集』(全11巻別巻1、中央公論社、1991-93年)がある。また、1956年に刊行されたLanguage and Magic:Studies in the Magical Function of Speechなど一連の欧文著作によって、海外においても高い評価を得ている。
1982年、日本学士院会員。同年、毎日出版文化賞、朝日賞受賞。1993年没。
慶應義塾大学出版会より、2009年『読むと書く――井筒俊彦エッセイ集』、2010年『神秘哲学――ギリシャの部』、2011年『アラビア哲学』、『露西亜文学』、『Language and Magic: Studies in the Magical Function of Speech』を再版。

こちらにも「井筒俊彦」について記しました。ぜひご覧ください。

   
 
    この他、井筒俊彦に関連する企画について当サイトを通じて、順次お伝えします。  
       
         
         
 
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