現代資本主義社会を洞察・解剖する! 数理マルクス経済学研究の第一人者による改訂決定版!
現代経済学の中にマルクス経済学を意味ある形で位置づけ、現代資本主義社会を鋭く分析するマル経概説書の決定版。労働価値説の解説の改善、バブル理論の解説拡充や数学付録の整理など、全章にわたり、第3版以降の研究成果に基づく改良・追加が行われている。数理マルクス経済学のテキストとして必読の1冊。

第4版はしがき
第1章 マルクスの人間論 ――唯物論としての人間・自然・生産関係 T 土台としての生産活動 U 上部構造の唯物論的理解 V 土台が上部構造を規定するとはどういうことか
第2章 商品生産社会としての資本主義 ――資本主義的生産力の量的性格、 自己増殖する価値としての資本 T 商品生産が一般化する条件としての生産力 U 取引される生産物としての商品――具体化された唯物論的人間観としての商品交換 ……
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大西広(おおにし・ひろし) 慶應義塾大学名誉教授、京都大学名誉教授。 1956年京都府生まれ。1980年京都大学経済学部卒業、85年同大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、89年経済学博士(京都大学)。立命館大学助教授を経て、1991年京都大学経済学部助教授、1998年同教授、2012年4月慶應義塾大学経済学部教授。World Association for Political Economy副会長。 主要著作に、『「政策科学」と統計的認識論』(昭和堂、1989年)、『資本主義以前の「社会主義」と資本主義後の社会主義』(大月書店、1992年)、『環太平洋諸国の興亡と相互依存』(京都大学学術出版会、1998年)、『中国の少数民族問題と経済格差』(編著、京都大学学術出版会、2012年)、『中成長を模索する中国――「新常態」への政治と経済の揺らぎ(編著、慶應義塾大学出版会、2016年)、『長期法則とマルクス主義――右翼、左翼、マルクス主義』(花伝社、2018年)、『マルクス派数理政治経済学』(編著、慶應義塾大学出版会、2021年)、『「人口ゼロ」の資本論――持続不可能になった資本主義』(講談社+α新書、2023年)、『バブルと資本主義が日本を潰す――人口減と貧困の資本論』(ちくま新書、2024年)、『反米の選択――トランプ再来で増大する“従属”のコスト』(ワニ・ブックスPLUS新書、2024年)ほか。
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