バイオメカニズム27
動きにおける感覚情報の再認識
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スポーツ科学、リハビリテーション医学、ロボット工学等における優れた論考を収録。
生物の形態・運動・機能について、総合的な分析とその工学的応用を目指す学問領域『バイオメカニズム』。 本巻では、その中でも「運動制御」「装具・デバイス」「スポーツ」「認知・視覚」の4分野について、理学療法アプローチや歩行姿勢の変化に関する研究、剣道やバスケットボールにおける行動の解析、歩行姿勢を推定するAI モデルの開発などに至るまで、多種多様な論文を収録。

序 (淺井仁) (0)手の機能とバイオメカニズム (西村誠次)
1部 運動制御 (1) 三次元動作解析装置を用いた両手と片手動作における更衣活動での上肢の各関節可動範囲の比較(山岸永典) (2)上肢三角形の単位法線ベクトルを用いたBox and Block Test 中の上肢姿勢評価 (榊原時生) (3)痙直型両麻痺者における安定性限界の特徴と理学療法アプローチのための考察 (冨田秀仁) (4)日本人における歩行周期の割合に関する調査研究――ランチョ・ロス・アミーゴ方式の相区分変 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
バイオメカニズム学会 1966年「人工の手研究会」として発足。1973年に「バイオメカニズム学会」と改称。 ロボット工学・整形外科学・リハビリテーション医学・福祉工学・体育学・人類学・解剖学などの指導的研究者で構成される。会員数は500人弱。
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