実務家のための「次の一冊」!
実際のデータとプログラムを使いながら,ファイナンスの理論を現実に適用する際の意義と問題点を解説。 公認会計士・税理士,証券アナリストやファイナンシャルプランナーを目指す人々の「分かりそうで,分からない」を氷解させる。
長年にわたりファイナンス論を学ぶ学生や実務家をサポートしてきた著者による、躓きやすいポイントを押さえた実務家向けテキスト。 ファイナンス論の基礎はもちろん、実際にExcel 等のソフトやデータを用いて“手を動かす” ことで実践的なテクニックも習得できる。

第1章 ファイナンス論の意義 1.1 はじめに 1.2 赤字主体と黒字主体 1.3 金融取引 1.4 支払約束の種類 1.5 「待ち」と「リスク」 1.6 ファイナンス論の中身 1.7 補論:各部門の資金過不足について
第2章 利子率と利回り 2.1 基本的な考え方 2.2 利子率の計算例 2.3 債券の利回り 2.4 複利とは 2.5 株式の利回り:株価の断層 2.6 データとしての株式利回り 2.7 様々な株式利回り 2.8 補 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
辻幸民(つじ ゆきたみ) 慶應義塾大学商学部教授 1985年慶應義塾大学商学部卒業,1987年同大学院商学研究科修士課程修了,1990年同大学院博士課程単位取得退学,2002年博士(商学)。1987年慶應義塾大学商学部助手,1994年同助教授,2002年より同教授。
主要業績: 『企業金融の経済理論[改訂版]』(創成社,2016年),「負債構成と資本構成:銀行負債の再交渉に着目して」(共同執筆,『金融経済研究』第37号,2015年3月),「TOPIXとの連動性と投資戦略」(共同執筆,『証券経済学会年報』第42号,2007年7月)ほか多数。
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