翻訳家・村井 理子氏絶賛! カリスマ・ドッグトレーナーが伝授する最高のコミュニケーション術。
動物としての犬と人――その違いから学べば、愛と信頼はさらに深まる
何千頭もの問題を抱えた犬と向き合ってきたドックトレーナーで、動物行動学者でもあるパトリシア・B・マコーネル。
動物学の知識とトレーナーとしての長年の経験を活かし、 彼女が出会ってきたさまざまな犬たちとのストーリーを紹介しながら、 犬の学び方や、人間との行動や認知の違い・共通点をふまえて、 犬とよりよい関係を築き、共に幸せに生きるための心得と方法を伝授するベストセラーエッセイ、待望の邦訳!
● 愛犬ともっと理解し合いたい、 ● ドッグトレーナーになりたい、 ● ただ犬が好き、動物が好き―― そんな人に贈る愛とユーモアにあふれた一冊。
大の愛犬家である村井理子氏による優れた翻訳で全ての犬好き、動物好きに贈る。 「著者は、愛する動物との別れにもページを割いている。 その記述を読んだとき、私は自分の犬に対する愛をこれからも大いに語ろうと心に決めた。 なぜなら、彼らとの別れ以上に悲しい出来事は、そうそうこの世には存在しないからだ。 だからこそ、その日に備えて、今を生きる動物に対する愛を私たちは大きな声で語るべきなのだ。」(訳者あとがき)
イントロダクション
第1章 猿まね 人間と犬の視覚シグナルの重要性
第2章 霊長類の言語を犬語に翻訳する あなたの体がどのようにして犬に「語りかけ」、そしてそれが本当に伝えたいことだと確認する方法
第3章 会話 犬と人間の音の使い方の違いと、犬とのコミュニケーションを良くするためにできること
第4章 匂いの惑星 あなたが考えるよりずっと、あなたと犬は似ている
第5章 ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
パトリシア・B・マコーネル【著】 ウィスコンシン大学マディソン校動物学科客員准教授・認定応用動物行動学者。 長年、アメリカでもっとも著名で信頼されるドッグトレーナーの一人として活躍。Dog’s Best Friend, Ltd.を設立、家庭犬の訓練や攻撃性などの問題を抱えた犬の治療を行い、全米で講演、圧倒的な人気を博している。様々な動物行動に対してアドバイスを提供するウィスコンシン州公共ラジオCalling All Petsで共同司会を務め、動物TV番組Petlineでは動物行動学者として出演。マディソンにある自宅兼牧羊場で3頭の犬(2頭のボーダーコリーと1頭のグレート・ピレニーズ)と共に働いている。動物行動学の知見とドッグトレーナーとしての経験を活かして、ベストセラーの本書を筆頭に犬の訓練に関する本を多数刊行。https://www.patriciamcconnell.com/
村井 理子(むらい りこ)【訳】 翻訳家、エッセイスト。愛犬家。 訳書に『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(以上新潮文庫)、『黄金州の殺人鬼』、『ラストコールの殺人鬼』(以上亜紀書房)、『エデュケーション』(早川書房)、『メイドの手帖』(双葉社)、『射精責任』(太田出版)、『未解決殺人クラブ〜市民探偵たちの執念と正義の実録集』(大和書房)など。著書に『ブッシュ妄言録』(二見文庫)、『家族』、『犬(きみ)がいるから』『犬ニモマケズ』『ハリー、大きな幸せ』(以上亜紀書房)、『全員悪人』、『兄の終い』『いらねえけどありがとう』(以上CCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論新社)、 『本を読んだら散歩に行こう』『実母と義母』(以上集英社)。 https://twitter.com/Riko_Murai https://rikomurai.com
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