データとモデルの実践ミクロ経済学
ジェンダー・プラットフォーム・自民党
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▲データによる実証分析とモデルによる理論分析の協演! ▲ビジネス・テック・政治といった他分野を越境するミクロ経済学 ▲入門書や教科書の「先」を知りたい人のための新しいスタイルの研究書
昨年のノーベル経済学賞授賞対象となった「因果推論」。そうした学問的進展を踏まえながらも、経済学の伝統である理論分析をどういかすか。「ジェンダー」「プラットフォーム」「自民党」といった現代日本における喫緊のテーマを対象にして著者自身が携わった研究成果をまとめる。ミクロ経済学の「実践」の新たなる可能性を示す。
『週刊ダイヤモンド』 (2022.12.24・31新年合併号)P.214〜P.221にて2022年「ベスト経済書」ランキングの11位 に選んでいただきました。
『週刊エコノミスト』 2022年8月12日に書評が掲載されました。評者は土居丈朗氏(慶応義塾大学教授)です。 本文はこちら
はじめに
T 基本編 第1章 経済学における実証と理論――実践ミクロのための二本柱 1.1 経済学の方法 1.2 演繹と帰納 1.3 データサイエンスとしての経済学 1.4 実証とは何か:因果推論入門 1.5 「実証」だけではわからない二つの論点 ショートブレイク:経済学と日本語
第2章 理論分析のレッスン――価格差別をモデル化する 2.1 経済モデルとは何か 2.2 学生料金をモデルで考える 2.3 因果関係として ……
著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。
【著者】 安達 貴教(あだち・たかのり) 京都大学経営管理大学院・大学院経済学研究科准教授。米ペンシルヴェニア大学博士(経済学)。東京工業大学、名古屋大学勤務などを経て、2021年4月より現職。専攻は、産業組織論、競争政策論、応用ミクロ経済学、実証ミクロ経済学。
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