マクロ経済統計と構造分析
もう一つの国民経済勘定体系を求めて
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▼マクロ経済の日々の変化をどう読み解くか、経済統計の歴史を繙(ひもと)き未来を描く。
経済活動の把握に挑んだ人々の紆余曲折の歴史を辿りつつ、SNA諸勘定の理論と構造を体系的に説明。実物経済への影響力をますます強める金融市場の動きを精緻に捉えるべく、新たなマクロ経済統計のあり方を考察する。

はしがき 第1章 はじめに 1.1 マクロ経済統計の誕生 1.2 本書の構成 第1部 経済統計の誕生と発展第2章 経済統計の歴史 2.1 ウィリアム・ペティの政治算術 2.2 フランソワー・ケネーの経済表 2.3 世界恐慌と国民経済勘定体系の発展 第3章 国民経済勘定体系 3.1 経済統計 3.2 国民経済勘定体系の基礎概念 第2部 SNA諸勘定の理論と構造
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辻村 雅子(つじむら まさこ) 立正大学データサイエンス学部准教授 1998年慶應義塾大学商学部卒業、2003年同大学院商学研究科博士課程単位取得退学、2016年博士(経済学)学位取得。2003〜2009年和洋女子大学人文学部国際社会学科講師、2003〜2018年慶應義塾大学通信教育部講師、2005年〜同大学産業研究所研究員、2016〜2021年立正大学経済学部特任講師、2021年より現職。
辻村 和佑(つじむら かずすけ) 慶應義塾大学名誉教授、明星大学常勤教授 1976年慶應義塾大学商学部卒業、1981年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、2009年博士(商学)学位取得。1979〜1985年慶應義塾大学経済学部助手、1985〜1997年助教授、1997〜2019 年教授。この間1982〜1984年オックスフォード大学でAndrew Graham教授に師事、2001〜2005年慶應義塾大学産業研究所所長。
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